シュトルムパンツァー D-ファランクス発売中!

Dサイズベアリング搭載ヨーヨーの系譜

ひっしーが最初にDサイズベアリングの存在を意識したのはHSPINのグッドアンドイーブルと2005年発売のパイロだったように記憶しています。長い間エイチスピンサイズと呼ばれていたのはその名残で、いまでもそう呼んでいる人結構いるんじゃないかな??

DサイズベアリングはAサイズよりも1㎜直径が大きく、Cサイズよりもわずかに幅が広いベアリングです。HSPIN以外でも過去にも様々なメーカーが搭載機種を製造していました。

ですが、近年では競技向けモデルがCサイズ搭載のケースがほとんどでDサイズ搭載のヨーヨーは一部の機種に限定されていた状態になっていました。

いまでもDサイズベアリング搭載ヨーヨーのファンは多く新作の登場を熱望していますし、あの独特な投げだしの気持ちよさは今でもたまに振りたくなります(ひっしー調べ)

そんなDサイズベアリング搭載ヨーヨーですが・・・
2015年には商品展開のメインにDサイズベアリング搭載機種を据えると宣言したブランドが登場しました。

そう!シュトルムパンツァーです!

前述の適度な直径と幅があるDサイズベアリングのバランスの良さ生かした新たなヨーヨーを世に送り込んできました。

D-ファランクス 2015年1月発売

スペックは
直径:約56mm 重量:約63g

全幅:約46mm 有効幅:約44mm
スペックから見ると一般的なフルサイズボディの直径に対して幅がかなり広いです。
これは現行の製品で見ても非常に幅広のヨーヨーと言えます。

形状:Hプロファイル
素材はA6061と単一素材のシンプルなアルミボディ
モノメタルとすることでワイドにしてもバランスが崩れずに軽量で安定感のあるボディに仕上げることができるとのことです。

実際にDサイズベアリング搭載機種の特徴である投げだしの気持ちよさがありながら非常にすべりがよい使い心地です。
Dサイズベアリングは幅は広いものの、滑りが悪くなることがありましたが、D-ファランクスではベアリングの幅をフルに使えるようになり、軽量なボディによる抵抗の少なさで滑りを向上させています。
(機種によってはセパレーターやボディ内部にベアリングの一部が埋まっていたためギャップが狭くなりがちで、詰まるような感覚になることがありました)

Dサイズベアリングファンの方はぜひ一度試していただきたいヨーヨーだと思います。
AKIBA店にサンプルがあるので気になる方はぜひ試しに来てください。

今後のDサイズ、バイメタル搭載モデルあたりの開発にも期待していきたいですね。