玉の表面が起毛素材になったけん玉です。
ベースとなっているけん玉はソルの最新「2UPシェイプ」で、ソルプロチームのLyndon選手の初代プロモデルのデザインを復刻しています。
フランネル生地をイメージしたデザインを起毛素材にすることで、ふわふわの触り心地が似合うモダンなけん玉に仕上がりました。
【仕様】
素材 けん:メープル / たま:ブナ
中皿の穴あけ加工:あり
玉の塗装 ファジー玉
糸止めにボールベアリング標準搭載
巾着袋が付属します。
このモデルは摩耗防止のために予めけん先に接着剤が塗布された仕様になっています。
ふだんは他メーカー同士を比較するレビューはあまりしませんが、起毛素材ということでスイーツのフルファジーを思い出した方も多いのではないでしょうか。
ふわふわの質感はスイーツのものとほぼ同等とお考えいただいて問題ありません。
SOLのファジーは玉のみふわふわでけんは普通のメープルですので、フルファジーと比べると扱いやすく、圧倒的なグリップ力はないもののふわふわの質感を活かして柔らかいキャッチができるので、面白いと思う方も多いのではないかと思います。
決して決してこのままの仕様が今後のメインストリームになるとは言い難いモデルですが、ファジーならではの皿乗せや灯台の優しいキャッチ、そして玉トスのコントロール性の良さは一度は試していただきたいけん玉です。
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起毛素材を使ったけん玉は、過去に新富士から日本けん玉協会推奨モデルとして発売されたことがありました。(アメリカのコミュニティでは、ファジーな新富士だからShin-Fuzzyなんて呼ばれたりもします。)
販売されていた当時は、認定サイズの中皿では灯台を滑らせてコントロールするのが難しく、あまり良い印象ではなかったと記憶していますが、今になってみると、通常の新富士に対してグリップ性の高さや玉のトス回転コントロール性の面ではもっと評価されてもよかったのかなと思います。
時代の変化とともに技も進化し、けん玉に求められる性能も変わってきたことで、再び注目されるべきふわふわけん玉。ぜひお試しください。