これからけん玉を始めたいけど、どうしたらいいかわからない! 近くにけん玉を教えてくれる人がいない!
初歩的なトリック(技)を覚えられるページをつくりました。
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まずは、技の説明にも使われる用語として、けん玉の各部の名称を覚えておきましょう。
おおまかに、「けん」と「玉」というパーツに分かれていますが、けん玉の技はあらゆる部分を駆使して行われるので、名称を覚えておくと説明がずっとわかりやすくなります。
けん玉のヒモの交換やメンテナンスについてはこちらをご参照下さい
それでは基礎のトリックについて、順番に見て行きましょう。
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■大皿
その名の通り大皿に玉を乗せる技です。
玉をまっすぐに引き上げ、大皿に乗せます。
引き上げる高さはおなか~胸の下くらいの高さにします。
高く上げすぎるとキャッチが難しくなります。
■小皿
大皿と同様、玉をまっすぐ引き上げ、小皿側に乗せる技です。
大皿と同様で、玉を引き上げる高さをうまく調整するのがコツです。
■中皿
玉を真っ直ぐに引き上げ、中皿に乗せる技です。
けんの持ち方は中皿の近くを持ってもOKですが、動画のように「■01大皿」や「■02小皿」と同じように皿胴に指がかかる持ち方だと「もしかめ」がやりやすいのでおすすめです。
■ろうそく
中皿に乗せる技ですが、けん先部分をつまんで行います。皿胴に指が触れるのはOKですが、けん先以外の部分をつかんで持つのは反則です。(けん玉級位認定や大会では失敗扱いになります。)
不安定な持ち方なので難しい技ですが、うまく乗せるコツは親指を『横向き』にすることがポイント。
親指が縦(グッドのハンドサインの向き)だと一見しっかりけん先が持てそうですが、乗ったあと玉が前方に倒れて落ちやすいです。親指が水平方向を向いていると倒れにくいので、できない方は持ち方をいろいろ工夫してみてください。
■とめけん
玉をまっすぐ引き上げ、けん先を穴にさす技です。
玉を一旦手で押さえて完全に停止させてから挑戦すると玉がぶれずにやりやすいです。
玉から糸が出ているところを目印にするのがコツ!その真裏に穴があるので、そこにけん先をもっていくイメージでやってみましょう。
失敗しても投げやりにならず、一回ずつ玉の揺れを手で止めてから再挑戦するのが成功への近道です!
■飛行機
玉部分を手で持ち、けんを体の前方に振るように引き上げ、玉にさす技です。
けんを大きく前に振りすぎるとさすのが難しくなるので、目安としては自分の足の一歩先の地面にぶつかるくらいの位置まで振り出すようにしましょう。前方下方向に振り出して「引き上げる」のがコツ
勢いよく振るとけんの軌道がぶれて失敗しやすいので、紙飛行機を飛ばすようにやさしく滑らかに振り出すイメージで挑戦してみてください。
■ふりけん
上手く玉が回転しないときは、玉を引くタイミングと引く強さをいろいろ試しながら回す感覚を練習してみましょう。
飛行機よりも簡単そうに見えますが、実際は難しい技なのであきらめずに挑戦してみてください。
糸がねじれた状態で振り出すと玉がきれいに回転しないので、必ず糸のねじれを戻してから技をおこなうようにしましょう。玉の糸止めビーズをベアリングに交換すると使いやすくなるのでおすすめ!
■日本一周
大皿に乗せたときに玉の穴が自分から見えない方向で乗ってしまうと、けんに刺すのが難しくなります。
皿に乗せたときに玉の穴が自分の方を向くようにコントロールするようにしましょう。
最初に玉を引き上げるときにけんを持った手を前方に押し出すように動かしながら引き上げると玉が回転しながら上がってきます。(動画参照)
動かす強さと向きをいろいろ試しながら、自分に穴が向くやり方を覚えましょう。
■世界一周
中皿に乗せるときには肘が体の内側に入る方向に手首を回転させて乗せます。右利きの場合自分から見て時計回りに回転させます(動画参照)
肘が外向きになる逆ひねりで乗せると、『ペンギン中皿』という難しい技になります。
けん玉協会の級位認定と大会では世界一周を行うときのペンギンキャッチは禁止になっているので、まずは簡単な動画どおりの乗せ方を練習しましょう!
■もしかめ
大皿、中皿を交互に乗せる技です。連続でたくさん出来るように練習しましょう。
最初はいそがず、一回いっかい確実に皿に乗せるように心がけましょう。
日本けん玉協会の1級に合格するには落とさず連続50回(25往復)成功が条件になります。
■宇宙一周
けん玉協会の級・段位認定に含まれる「一周系」の技の中で最高難度の技。
一か所ずつ確実に乗せる練習が必要です。
■うぐいす
大皿のふちに玉が乗る技。玉の穴を使ってふちの上でバランスを取ります。
手に持ったけんが完全に垂直だと絶対に玉が落ちてしまうので少しけんを傾けて載せます。
自分で手を使ってうぐいすの完成形を作ってみて、どれくらい傾けるかを体感してから練習しましょう!
「■10灯台」と同じく、引き上げた頂点でキャッチすると落下の衝撃が少ないのでバランスがとりやすいです。
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第一回けん玉ワールドカップ 決勝Akira Tajima