世界大会好フリースタイル~1A編~

こんにちは! 週末担当のつねです

さて、今年も激戦となった世界大会が終わり早一週間。大会関連商品も日本に到着し、AKIBA店ではお客さんとの会話も世界大会の話題が多く、まだまだ余韻に浸っているプレイヤーが多いようです

というわけで今日は、今年も大激戦となった1Aを中心に、印象に残ったフリースタイルを振り返ってみたいと思います

1st Gentry Stein

2011年のBACで優勝して以来注目されてきたアメリカ若手プレイヤーの星ですが、ついに今年世界の頂点に輝きました!Jensen Kimmittの技をベースにストリングタッチを増やしたようなスタイルを持つ彼ですが、今年はその加点効率の良さを最大限に生かした完成度の高いフリーを見せてくれました。

2nd Takeshi Matuura

NJ、JNと今シーズン大躍進を続けてきた最強の5Aプレイヤーですが、今大会でも最強の1Aプレイヤーの称号にあと一歩のところまで迫る活躍を見せてくれました! 特に1A部門は「加点効率は良いけどつまらないプレイヤー」と「技は面白いけど大会で評価されないプレイヤー」に二分されやすいのですが、彼はトリックのオリジナリティ・難易度・加点の取りやすさの全てを兼ね備えた数少ないプレイヤーの一人です。惜しくも優勝は逃しましたが、これからも新時代のエースとして1A部門での活躍に期待したいですね

4th Paul Kerbel

EYYCのオープン部門で優勝しシグネチャーモデルも発売され、今年波に乗っているメキシコ人プレイヤーです。2011年から難易度が高く滞空時間の長いホリゾンタルコンボで注目を浴びてきたプレイヤーですが、今年は帽子を使うなどちょっと変わったトリックも織り交ぜ、フリースタイルとしての完成度も高い楽しい演技を見せてくれました! 個人的に今年の1A部門で一番お気に入りのフリースタイルです

5th Zach Gormley

難易度が高く独創性あふれるマニアックなトリックで近年多くのプレイヤーを魅了してきた、CLYWのエースです。加点を取りづらくリスクも高いスタイルからなかなか世界大会では結果に恵まれなかった彼ですが、トリックの難易度は落とさずにスピードアップを図り、IYYCでの2位に引き続き大健闘をしました! 大会で勝ちに行くスタイルも大切ですが、あくまでも技の独創性・難易度で勝負する彼のようなプレイヤーの活躍は、同じくトリックで勝負する他の競技者達に勇気を与えることと思います。これからもこのスタイルを守りながら頑張って欲しいですね

それでは本日はここまで! 他の部門については他に詳しいスタッフがいるので譲りたいと思います。。。