【12巻】(新型)SY-012 覚醒のエクリプスオーガ / ECLIPSE OGRE Arousal 2024Ver.

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STURM-ECLIPSEOGREAROUSAL24
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説明

【2024年発売 SY-012覚醒のエクリプスオーガ 現行最終ロット品の差分ついて】

・ボディー素材がA7075からA6061に変更されました。
・レスポンスパッドのサイズが一般的な「スリムサイズ」(OD19mm)に変更されました。CP-05(またはCP-01)の「IrPad 0.5mm」、CP-11「サイズC旧モデル用パッド」は使用できません。
・ミラーキャップ素材が変更されました。「SS-003スターチェイサー」「SS-004ライトチェイサー」等に採用されているもので、ロゴは背面側のレーザーによる切削から、表面側の箔押しに変更されました。
・ミラーキャプが英語ロゴのキャップのみになり、日本語ロゴのキャップは廃止されました。
・ボディーのフェイス部分の「STURMPANZER」横長ロゴは廃止されました。


<完結編第3話>

 凱龍閃の集光荷電龍拳を喰らい、エクリプスオーガは中破。バイオスピナーシステムのバッテリーも残りわずかとなった。もしバッテリーを使い果たせば、ようやく再会できた霞美とも永遠の別れとなってしまうのか。
絶望のあまり泣き崩れる豪機に、喝を入れる霞美。その時、豪機の心の叫びに呼応するかのごとく、古代フロリダ遺跡より目覚めた、伝説の機械獣が飛来する。そして傷だらけの豪機とエクリプスオーガを包み込んでいく。
“エクリプスオーガが進化した……? 伝説のヨーヨー!?”

これが豪機とエクリプスオーガの最後の姿、最後の戦いだ!!!

シュトルム・パンツァーストーリーブック第一部 〔完〕

巻末カラー特集「オールアバウト YoYoJam 1998-2001」
伝説のヨーヨーメーカー・ヨーヨージャム社のサイズCベアリング登場以前の最初期ラインナップを全機オールカラーで大解説する永久保存版!

<ひっしーからのコメント>
ヨーヨージャム フェノムへのリスペクトあふれるヨーヨーで、さらに基本性能をアップさせたフェノムユーザーであれば手に取ってみたくなる愛と魂のこもった一品です。ヨーヨー本体には最後のTeamYoYoJamメンバーであった、PHENOM野郎ことZhaoYuan Liu制作のミラーキャップ搭載。実際に自分も初大会デビュー時にフェノムを使っており、かなりの期間メイン機種として活躍をしてもらったのでとても思い入れがあります。

機体説明などは尋常ではない量の情報が書き記されており、あふれ出して止まらないその想いが合わさって恐ろしい熱量となっています。

そして巻末のオールアバウト YoYoJam 1998-2001は圧巻の一言。ひっしーのヨーヨー再開は2003年なのでリアルタイムでは知らない機種ばかり。
ヨーヨージャムを愛した方であれば必ずぐっとくる仕上がりになっています。ストーリーブックの内容も、商品説明もとても内容が濃いのでぜひ最後まで目を通していただければと思います。

設計コンセプト・フィーリング
 ストーリーブック12巻のあらすじ、そして巻末の最初期ヨーヨージャム特集が、
覚醒のエクリプスオーガ(英名:ECLIPSE OGRE AROUSAL)のすべてを物語っています。
ヨーヨージャム特集では1998年から2001年まで、サイズCベアリング(通称「ジャム大径」)が登場する以前の、
サイズBベアリング(通称「ジャム小径」)の機種を、全機オールカラーで解説しています。
ぜひコレクター資料本としてもお手に取って欲しいと思います。


 劇中でシュトルム・パンツァーにヨーヨーを供給する、軍需産業マーシャルインダストリの本拠地がフロリダにあり、
フロリダの某町工場でNM9を量産したりと、フロリダという場所はストーリーの重要な鍵となっています。
11巻にてラスボスヨーヨー・凱龍閃の必殺技「集光荷電龍拳」の直撃を受け、エクリプスオーガは壊れかけました。
たった一つ、エクリプスオーガを復活させる方法。それは「古代フロリダ遺跡」に眠るアレと合体し、
エクリプスオーガを「伝説のヨーヨー」へと進化・覚醒させること。
「覚醒」をイメージしたレインボーメッキのリムに加え、レインボーメッキのサイズCベアリングを搭載しました。
レインボーメッキのサイズCベアリング、通称「覚醒ベアリング」は覚醒のエクリプスオーガ専用です。
氷浦豪機&エクリプスオーガの覚醒とともに、2013年から連載し続けたストーリーブックは第一部〔完〕となります。



 2018年現在、もはや「伝説のヨーヨーメーカー」となったヨーヨージャム社。
圧倒的多数のラインナップ中、最も「伝説のヨーヨー」と呼ぶに相応しいヨーヨーは「フェノム」だと思います。
PHENOM野郎ことZhaoYuan Liu(ジャオヤン・リュウ)の由来となっているフェノムです。
ミッドシップリムウエイトのバイメタルの先駆けであり、
2010年夏に製品版がリリースされてから2015年の活動終了まで市場に流通し続けました。
スピンギアのひっしーも、初めてフリースタイル部門に出場した際にはフェノムを使用していました。
推定するにヨーヨージャム社のラインナップでは最も生産数の多いバイメタルヨーヨーではないかと思います。
2013年以降バイメタルヨーヨーが市場の主流になり、「自分も何か一つバイメタルを買ってみたい」と思った方も、
冷静に考えたら既にフェノムを所有しているのにバイメタルであることに気付いていなかったりと、
ヨーヨーファンの間で非常に浸透していたヨーヨーです。(当時バイメタルという言葉が無かった。)
そしてそれだけ浸透していながらも、2018年現在、フェノムと同等形状・同等コンセプトのバイメタルヨーヨーが
大手他社から全くリリースされません。「ネクストレベル」や「ダイアモンドバック」に近いコンセプトのものは、
多数存在しますが、フェノムと同等形状・同等コンセプトのヨーヨーは全くリリースされず、唯一無二なのです。
そこに「伝説のヨーヨー=フェノム」で、「エクリプスオーガがアレと合体して伝説のヨーヨーに覚醒する」
というシナリオが著者の脳裏に浮かび、フェノムを現代風スペックでアレンジし直すこととなりました。

ネクストレベル/ダイアモンドバック

後述するフェノム独特の形状と重量配分が、唯一無二の操作感を得るのと同時に回転性能を削いでしまうため、
直径約56mmのフェノムに対し直径約58mmまで引き伸ばし、
縦横比を加味して全幅約40mmから全幅約42mmまで引き伸ばしました。
またフェノムと並べなければ気付かない点ですが、ミッドシップリムがかなり外周寄りに配置されています。
これによりフェノムの唯一の短所とも言えた、回転の粘りの弱さについては改善されたと思います。
2018年現在主流のヨーヨーと比較すると性能面で見劣りがちなフェノムですが、
デザインやフィーリングを維持しつつ、性能向上出来たヨーヨーです。

見比べると分かりますが、リムがかなり外周寄りになっており、縦・横ともにフェノムより大型化しています。
大型化した分、内周の肉厚も薄くなっています。



 設計理念としては真鍮リムの通常版フェノムではなく、チタンリムの限定版「フェノムT」を意識しています。
微妙にラウンドのかかったストレート形状にミッドシップリムという構造自体は良いのですが
真鍮リムが重すぎかつ直径方向に対し内周寄り過ぎて、コンボ後半のスリープの粘りの無さがやや気になります。
フェノムTの場合、まずアクセルを短くしてフラットフェイスになり中心が軽量化されたことと、
真鍮の比重約8.6に対し、チタンの比重約4.5でリムを軽量化し、軽くなった分をアルミボディーの
最外周の肉厚増加に回すことで、より実戦的に性能アップしていると思います。
毎度外周のリムに思い切り重量を乗せるシュトルム・パンツァーですが、実はミッドシップ機種に関しては、
リムの重量を控えめにしています。なぜならばリムを重くするより、外周のウイングを肉厚にした方が、
回転性能(本項では慣性モーメントの意味)の効率は良いためです。フェノムTも同じ理屈で作られていると思います。
しかし実際に出来上がった覚醒のエクリプスオーガは、振った第一印象として「う~ん、何か違う……」というもので、
『やはりフェノムの“あのフィーリング”を再現するにはキャップが無いとダメだ』、という結論に至りました。
出荷前の回転精度チェックで問題の無い個体も、ミラーキャップを装着すると多少の回転ブレを起こします。
キャップは吸盤で外すことができますが、本来想定している性能・フィーリングは発揮するためには、
キャップの装着を推奨します。

(スピンギア注釈:写真は前回ロットの覚醒のエクリプスオーガです。現在販売しているロットは日本語ロゴのキャップが廃止され、両面英語ロゴの仕様になっています。)


 最後のチームヨーヨージャムメンバーであり、今ではシュトルム・パンツァーの仲間である、
PHENOM野郎ことZhaoYuan Liu(ジャオヤン・リュウ)がPHENOM野郎たる所以もフェノムあってこそ。
2017年の中国ナショナル大会1A部門ではシュナイダーMK-Ⅱで出場して決勝7位でしたが、
2016年以前も毎年フェノムを使用して、中国ナショナル大会の決勝に出場していました。
覚醒のエクリプスオーガのミラーキャップは、PHENOM野郎が手掛けた「moeCAP PRO」を採用しています。
キャップを外すことができるよう、吸盤が同梱されますが、本来想定しているフィーリングはキャップを装着した状態において発揮されます。
なおJOYC2017で展示されましたが、PHENOM野郎のシグネイチャーモデルは覚醒のエクリプスオーガとは別物です。
NM9がリリースされた際、お互い『PHENOM 2018(仮)とかあったらいいよね~』と話し合ったのが、
覚醒のエクリプスオーガとPHENOM野郎のシグネイチャーモデルのきっかけでもあります。

 そして最後にカラーのお話です。Luna:ショッキングピンク、Ray:ライムグリーンのエクリプスオーガですが、
アレと合体した状態のため、シルバーのボディーに、レインボーメッキのステンレスリムを採用しました。
覚えていらっしゃるでしょうか。実は覚醒のエクリプスオーガのカラーテストのために、
「WY-008 PAKFA(テストカラー)」(スピンギアでの販売実績はなし)が2017年7月にリリースされました。


しかし!覚醒のエクリプスオーガは、なんとベアリングまで覚醒しています。
レインボーメッキのサイズC曲面加工ベアリング、通称「覚醒ベアリング」は覚醒のエクリプスオーガ専用です。
夢とロマンを追及したベアリングですので、ベアリングとしての性能は控え目です。

覚醒ベアリングの単品販売は予定しておりません。

<セット内容>

◆シュトルム・パンツァー ストーリーブック12巻(A5版50ページ)
 巻末カラー特集「オールアバウト YoYoJam 1998-2001」
 伝説のヨーヨーメーカー・ヨーヨージャム社のサイズCベアリング登場以前の最初期ラインナップを全機オールカラーで解説する永久保存版!

◆SY-012 覚醒のエクリプスオーガ

◆キャップ取り外し用吸盤

<メーカーコメント>

ベアリングは覚醒のエクリプスオーガ専用「覚醒ベアリング」です。ベアリングの単品販売の予定はありません。

本来の性能を発揮するためには、Dif-e-Yo社コンケイブベアリング等の高性能ベアリングへの交換を推奨いたします。交換は自己責任にてお願いいたします。

アクセルはステンレスアクセルM4×8mmです。位置調整・交換は自己責任にてお願いいたします。

回転ブレについて、ミラーキャップ装着前の回転精度チェックで問題無いと判断した個体のみを出荷しています。

回転ブレの有無・程度はメーカー基準です。ミラーキャップは付属の吸盤で取り外すことが出来ますが、本来想定している性能・フィーリングを引き出すためにはミラーキャップ装着を推奨します。

製造・組立・出荷の過程で小さな傷、汚れ、色ムラ、加工跡等、ミラーキャップ表面のホコリ・擦り傷等が発生する場合がありますが、製品仕様となります。

追加情報

メーカー:
シュトルム・パンツァー
シグネチャー:
Kasumi Hino
スタイル:
ストリングトリック
重量:
65 g
直径:
58 mm
幅:
42 mm
ボディ素材:
6061 Aluminum
リム素材:
ステンレス
レスポンス:
パッド - スリム(ヨーヨーファクトリーサイズ互換)
ベアリング・軸:
Cサイズベアリング(標準は凹型)
バインド:
要バインド

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