カートは空です
オリジナルのワールドクラスは、1980年代にすでにHシェイプ、摩擦軽減のコーティングが施された金属アクセル、フラットリム形状かつ、インナーにメタルリング搭載と物理学の知見を回転へ活かしたデザインで、その先進性からオーパーツ扱いされるダンカンの幻の機種。その後金属リムやHシェイプは競技のシーンが盛り上がるまで忘れられていました。
おそらく世界初のHシェイプモデルと言われています。
ロングスリープのギネス記録も樹立していましたが、ラインナップとして継続されることはなく消えていきました。
当時”おもちゃ”であったヨーヨーの限界であったのか、ヨーヨーの性能が重視される近年であればまた違った可能性があったかもしれません。
2000年ごろ、インフィニットイリュージョンのサイトでデッドストックのオリジナルモデルが発売されていた他、ダンカンオフィスから発掘されたワールドクラス(おそらく再販版)もスピンギアに入荷したことがありました。
ダンカンのヨーヨーの中でもかなり”異端”なこのモデルがフルメタルの中空モデルとしてモチーフとなり復刻。ダンカンからHシェイプのヨーヨーが出ること自体が珍しく、コレクションとしてもおすすめです。
フリバード2のフィーリングに似ているような機種ですがいまの感覚でいうと幅が狭く感じます。サイズAベアリングがついていて、オリジナルのワールドクラスと同様に直径に対して径が小さいので引っ張られるような感覚でヨーヨーがしたにいく感じがうまく再現されています。
(写真は元ネタとなったプラスティック版)