パッケージのカラーが本体についている場合があります。
アルコールティッシュで落とすことができますので製品仕様とさせていただきます。
フリーバードについて
フリーバードは2010年に発売されたスクリーミングイーグルシリーズの1つです。3A世界チャンピオンハンクフリーマンのシグネチャーモデルとしてダンカンから初めての削り出しPOM機種として発売されました。
スクリーミングイーグルシリーズはダンカンのフルメタルヨーヨーの黎明期でベアリングやパッド、軸周りの構造などさまざまに模索していた時期のブランドです。
Duncan2011年カタログより(右端にフリーバード初期モデルが掲載されています)
左からフリーバード初期(サイズA)、フリーバード後期(サイズC直径57mm)、フリーバードOG(今回入荷分)
ダンカンらしさのある初期モデルから後期モデルはサイズCベアリングにして直径も大きくし、回転力もUPさせています。ダンカンといえばプラスティックヨーヨーというイメージが払拭されておらず、スクリーミングイーグルシリーズ全体の販売数が少ない上、当時POMヨーヨーの軸周りのノウハウが確立されておらず、製造数に対してほとんどがお蔵入りしてしまったため、少数の流通となりました。
フリーバードトリロジーについて
今回、一気に3機種が発売となりました。それぞれに特徴があり、1つに決めきれない(決める必要がない?)モデルとなっています。制作の背景は確認していませんが普通っぽい(OG)のと、攻めた(3)のと、その中間のデザイン(2)を試作したらそれぞれに捨て難い良さがあって発売に至った?と思うような違いとなっています。
フリーバードOGについて
キャップデザイン含め、OGという名の通り一番オリジナルに近いモデルです。とはいえ、エッジが低くなり、今のトリックのトレンドにあっている変更がされています。また回転力やソリッド感も3種の中では一番あります。通常のヨーヨーに近いという感覚です。フリーバードのどれか1つに決めなければ、というのであればこちらがおすすめです。
重量配分 キャップ 6g 本体 25g
フリーバード2について
ちょうど3とOGの中間のようなイメージです。OGとは異なるキャップを被せる構造ですが、リムにかかる部分までかぶさっていて、中空感がある気持ちいいヨーヨーとなっています。キャップと本体の重量が半分半分で通常のヨーヨーとは大きく異なる重量配分となっています。
3と比べると幅がやや狭く中心分のキャップが凹んでるので重量配分も3と異なります。フラットなキャップの3に色気を感じないけど中空感が欲しいという人には中空構造ですが意匠としてダンカンらしさがある2がおすすめです。
重量配分 キャップ 16.5g 本体 15g
フリーバード3について
バージョン違いにありがちな似た構造の2のボディー部分を流用しているわけではなく違う形をしています。2よりもやや幅がありフラットキャップなため2よりも中空感があり良い意味でダンカンらしからぬ見た目と合わさって新しさがあります。
重量配分 キャップ 16.4g 本体 15.6g