カートは空です
GTRをメインに使っていたJSがGTRに満足しつつもさらに自分の好みに合ったチューンをすることで大会で結果を出す、ということを目的に作られた機種です。彼からの変更点のリクエストは主に2点。よりスピードを出す、ということと耐久性。
要望に合わせて外観はほぼそのまま、重量を64gに軽量化、軸を従来の8mmから10mmに変更と大幅な強度アップを実現しています。
通常のGTRの性能がどのプレイヤーが扱っても高性能が体感できる設計であるのに対して、JSは競技最前線にいるプレイヤー Jonathan Sitanggang選手の要望、好みにカスタマイズされたモデルになっていますので同じ名前を冠していますが全く別のヨーヨーになっているのが面白いです。
軸を長くし、またヨシクーダのような軸回りの意匠を取り入れ耐久性を増しました。また重量配分を変更した上で軽量化を図りさらなるスピードを追求。結果よりコンペティティブな仕上がりになりましたが生産上の難しさが出てきてしまい、試作を繰り返しました。
細かい調整と、ヘイメーカーXと同じグレードの高い工場ラインを使うことで同じGTRの名前ではありますが品質的にも1段階上のヨーヨーとなっています。
幅広+フルサイズの直径、回転力を十分に維持できる重量。最新のフリースタイルに必要な要素をすべて詰め込んだ機種が完成しました。
発売時に素材をA7075と表記しておりましたがメーカーに確認をとったところA6061とのことでした。訂正してお詫びいたします。(2月16日)