2018年ニューヨークトイフェアで発表された最新のアストロジャックスが到着!
ポリエチレン製の新形状コア(中心重量8gボール総重量23.5g程度)と最適化されたストリングスにより、従来品にくらべてもスムーズかつ軽快にプレイが可能になりました。
ボール部分のサイズも大型化されより持ちやすく、動いていても見やすくなっています。
今までのアストロジャックスはプラスティックやラバー系素材が主な外装でしたが、マヤシリーズは手織り生地が使用されており柔らかな手触りと、確実なグリップを実現しています。
手織りのBolsaポーチが付属します。
ヨーヨーの5A要素を多分に含んだスキルトイで他ジャンルのプレイヤーたちが手にしてもすぐにいろいろできる手軽さもあります。
アストロジャックス裏話
アストロジャックスの発明者はラリー・ショー氏でアメリカ在住です。初代のアストロジャックスを発明し、世界に打って出たあと、アストロジャックスが多彩なデザインやギミックでブレイクしたのはヨーロッパのデザイン会社、ActivePeopleとコラボレーションをしたときでした。ラインナップの幅も増え、遊び方も大きく発展しました。
日本では初代アストロジャックスは未来のヨーヨーとしてセガトイズから発売されて、ActivePeopleバージョンはトイザらス専売で、プロモーションチームも結成されていたので記憶にある方も多いのではないでしょうか。その後、ラングスジャパンより輸入が引き継がれ、最終的にはスピンギアで最近までのシリーズを直接入荷していました。(トイザらスのちょっと前にタカラの子会社(現タカラトミーアーツ)が仕掛けようとしてギフトショーに出店した時、デモンストレーターとして出演したこともあります。またタイに行った時、現地のおもちゃ会社の社員の人たちが超絶テクニックを持っていて、衝撃を受けた思い出もあります。アストロジャックスは世界中で遊ばれたことのあるスキルトイです(TAKA))
色々な歴史を経て、今年、ラリー氏のプロデュースによる原点に戻ったのが今回のアストロジャックスです。プラスティックおもちゃのテイストから一気に手触りの優しいおもちゃに変わりました。
グアテマラからのフェアトレードによる生地を使用しているため、アスロとジャックスMayaSkyを購入して遊ぶことがそのまま途上国の支援にもつながるという社会貢献の一環も果たしています。長い内戦により経済状況が安定せず、多くの国民が厳しい状況にさらされていますが、マヤ文明をバックボーンに持つ、手作りの工芸品の価値は変わらず、フェアトレードにより、グアテマラの発展も助けていきたいというラリー氏の思いがあります。
付属品扱いのBolsaバッグですが、それ自体で商品としても価値があるものなので、いままでのアストロジャックスというおもちゃだけの値段とは違う意味合いを持った価格設定になっています。
未来のヨーヨーとマヤ文明の流れをくむ工芸品のコラボレーション、千年の時を越えてつながるスキルトイの系譜と思いを巡らせて遊んでみてください!