デンマーク発のけん玉ブランドKROMとアーティストmimoeのコラボレーション企画により実現した、mimoeデザインのけん玉です。

2016年発売の商品ですが、2017年の年末になってスピンギアに緊急入荷いたしました！

mimoe氏によるデザインが転写ラバープリントで玉に施されています。見た目もさることながら、ラバープリントにより摩擦力の高い玉に仕上がっているため、バランスの良いけんとの組み合わせも相まって非常に使いやすいけん玉になっています。

※けんの形状はPOPシリーズ型ではなくKROMのオリジナル版(一般的な競技用サイズ)になります。お間違いのないようご注意ください。

【仕様】

けんの全長約16cm(一般的な競技用サイズ)

mimoeロゴ刻印入り専用デザインけん / 転写ラバープリント玉

専用パッケージ・ビーズ付予備糸付属

※輸送中に発生したパッケージの軽微な擦れ、凹み等が発生している場合がありますが製品性質上避けられないものであり保証対象外となります。

【スタッフあきらの個人的レビュー】

個人的「隠れた名作けん玉」ランキング上位のKROM x mimoeをわたくしけん玉担当スタッフあきらの独断により入荷しちゃいました。

クロムがPOPやスレイドッグをリリースする以前のラインナップなので、もしかしたらご存知ない方もいらっしゃるかもしれないこのけん玉。ぜひ多くの人に使って欲しいので今回はレビュー長めでお届けします！

POPやスレイドッグの発売によりもはや過去のものと思われているオリジナル版(従来の競技用サイズ)のけん玉ですが、その中でもKROMは当時から皿胴とけん軸のバランスが良く、月面着陸が乗せやすく、二回転飛行機など多回転系の技でも綺麗な縦回転がつくりやすいけん玉でした(各部の太さや皿の切削の深さまでよく計算された形状)。

2017年大流行した大きめサイズの皿は静止系の技に強い設計ですが、皿が大き過ぎると連続ジャグやタップ系の技を行う際には邪魔になってしまうこともあるため、実はオリジナル版の形状にもメリットは多いんです。インスタグラムで連続タップ系の動画をアップしているプレーヤーをよく見ると、あえてオリジナル形状を使っている場面をよく見かけたりします。

そして、そのけんに加えて転写ラバープリントの玉！！

KROMの単色系のラバー塗装は、今現在のけん玉の基準においては塗装の消耗が早く、摩擦力もそこまで高くない設計なのですが、この転写ラバータイプは単色系とはそもそも素材が違うので全くの別物なのです。

2017年現在でも十分に高性能の部類に入るこの転写ラバープリント、割れて表面が剥がれるまではグリップが持続するので激しい練習にも耐える設計です。

私が2014年のワールドカップに出場したときにも決勝の舞台でKROMの転写ラバープリントを使用したりと思い出のある機種でもあるので、ぜひ使ってみていただきたい一本です。(保証対象外の改造になりますが、POPのけんと組み合わせてつかってみても面白いと思います)