プロヨー2の豪華版でクリアケースに交換用のキャップ、紐、アクセルとトリックブックが付いたものとなります。
Playmaxx社がダンカンに売却された時数十万個~数百万個と言われる大量のプロヨー2やダンカンブランドになってからも発売されたことのあるコールドフュージョンなどと共にPlaymaxxのその他の商品が移ったときの名残りとなります。歴史的な経緯としても一度ダンカンに移ってからダンカンの倉庫から発掘されたというストーリー込みで楽しんでいただければと思います。
ヨーヨーファクトリーのYoHansが最初にやっていたブランドで、初代のハイパーヨーヨーにプロヨー2が登場したときにはまだ存在していたPlaymaxx社製となります。
今となっては貴重なモデルです。YoHansがいかにヨーヨーが好きで、またPlaymaxxの最盛期の名残を感じられるモデルなのでヨーヨーファクトリーのコレクションをしていてPlaymaxx製の製品を持っていない人にもお勧めです。
ケースを含めてコンディションは比較的良いですが、20年以上前のデッドストック品ということを踏まえて、商品の状態が完璧ではないことをご理解ください。
豆知識
プロヨー2が国内では有名ですが、プロヨー1というのは無かったのでしょうか?実は初代プロヨーはボルト・ナット方式ではなく、外から飾りネジで締め込む方式で、6角形のアクセルがついていました。もしプロヨーを手に入れる機会があったら間違ってもねじって開けようとしないでくださいね。木製アクセルが割れてしまいます。
初代プロヨーは木製ヨーヨーのルーピングのやりやすさを保ちつつ、プラスティックヨーヨーのバランスと回転力を取り入れた画期的なデザインのヨーヨーでしたがねじって開けられないなどメンテナンスの面で不満があったり、6画形のアクセルが割れやすかった、木製なので品質が安定しないと問題点も多くありました。このヨーヨーに不満を持った人は2人いて一人はYoHansでプロヨー2を作り出し、その後世界中で何百万個と販売されるベストセラーとなり、今日まで販売が続いています。
もう一人はデールオリバー氏で、初代プロヨーでデモンストレーションをしていた時に感じた改良点をテクニックというヨーヨーのデザインに活かしました。コントロールエッジという概念を産み出し、木製+スターバーストによりプラスティックヨーヨーと木製ヨーヨーの良さを取り入れた今でも最高傑作の一つのモデルが生まれています。