11月30日開催のフリースタイル競技のルールです。昨年の八王子で行われたWorld Spintop Contestのルールに準拠しています。
エントリーフォームはこちら(エントリー締め切り11月10日)
・3分間の音楽を用いた演技によって競う。
・60名以下のエントリーの場合は、予選を行わずエントリー者全員が3分間の演技を行うものとする。
・60名を超えるエントリーがあり、予選が行われる場合は、予選演技は1分間の予選で行われる。予選開催の有無は大会エントリー締切後速やかに各エントリー選手に連絡するものとする。
・予選があった場合の決勝進出者は最小10名から、参加者の人数によってジャッジが判断をする。
フリースタイル競技はエントリー費用は無料とする。
音楽の開始から3分ちょうどでストップ(カットアウト)される。前奏部分など演技をしない時間を3分間に含めたくない場合は曲を編集すること。オンラインコンテストとは異なり、音楽のスタートから180秒を演技時間としてカウントするため、演技をしない前奏を3分に含めない、などの個別の対応はできない。
音楽が止まった状態以降の演技は加点対象とならず、またミュージカリティ、もしくはショーマンシップの観点から減点の対象になり得ることを注意。
・こまの制限を設けない。ベアリングの有無、サイズ、数などを問わない。 ただし火を用いたり、会場や観客に危険が及ぶこまや装置の使用は制限される。
・予備のこまの数は上限を設けないが、舞台上で用いることができるこまは、演技開始前に舞台上に用意されたこまのみである。
・演技中に舞台から落下したこまは、演技中に再度使用することはできない。
・演技中のアシスタントなどはこれを認めない。
・「テクニカル」「ミュージカリティ」「コントロール」「ショーマンシップ」の4項目で採点を行い、それぞれ85点、5点、5点、5点の配点とする。
・採点対象となるのは、成功したトリックのみである。
・ジャッジは、トリック1つに対して、難易度、リスク、オリジナリティを考慮して1〜6ポイントをつける。
・コンボ技は、ジャッジの判断で2つ以上のトリックとして判断されることもあるし、1つのトリックとして判断されることもある。
・2回以上繰り返して行われたトリックは、1回目に行われた時よりも少ないポイントが与えられる。
・4回以上繰り返して行われたトリックは、4回目以降からポイントが与えられない。なお、繰り返すことで難易度が上がっていくトリックなどは、ジャッジの判断で4回目以降もポイントが与えられる可能性がある。
・トリックの詰め込み構成よりも、格別に優れたトリック1つを行うことを奨励するために、そうしたトリックに対しては、ジャッジの判断で与えるポイントを倍にすることがある。
・テクニカルスコアはノーマライズされる。
5点満点とするがジャッジの判断で僅差の優劣をつけるため、0.1刻みでスコアをつける場合がある。
以下、採点の際のポイントとなる一例
・音楽を流している意味がある演技が加点対象。こまを用いていない、単なるダンスなどはこの項目での採点対象外となる。
0点→音楽を意識しておらず、ただ流している
1点→音楽の始まりと終わりを意識している
2点→演技中に数回、点で音に合った動きが見られる
3点→演技中に数回、数秒間ずっと音に合った動きが見られる
4点→演技中に頻繁に、音に合った動きが見られる
5点→演技中の大半で、音に合った動きが見られる
・身体やこま、紐の動きが洗練されている演技が加点対象。
以下、採点の際のポイントとなる例、括弧内はトラディショナル部門の例
0点→ただ棒立ちで
1点→足がもつれることなどなく演技が行えている
2点→紐が絡むことなどなく演技が行えている
3点→紐やこまの軌道がスムーズであるもの
4点→ただ技をこなすだけでなく、効果的な身体の使い方がなされているもの
5点→演技中の大半で、予定通りの動きが見られる
・舞台上での立ち振る舞いや、全体としてテーマなどが見られ、観客を惹き付けられる演技が加点対象。なお、トラディショナル部門においては、伝統的な要素を考慮して採点を行う。
以下、採点の際のポイントとなる例、括弧内はトラディショナル部門の例
0点→舞台上での立ち振る舞いが無礼なもの
1点→舞台に立っているという意識が見られるもの
2点→表情の管理をはじめとして、演技のテーマを表現しようとしているもの
3点→演技中の一部で演技のテーマが感じられるもの
4点→演技中に何度か演技のテーマが感じられ、観客を少し惹きつけているもの
5点→全体でテーマが感じられ、観客の大半を引きつけられるもの
大会のルール、結果についてはジャッジの下した判断が最終的なものとなる。