今年前半戦の一つのトレンド、ふわふわ。

先週発売されたParAvionにつづき、3日にはVariantが発売されました。去年年末発売されて人気のBigFunも同じ直径の大きなカテゴリーになります。

Variant 直径 61.5mm  重量 66g

Par Avion 直径 62.5mm 重量 65.2g

Big Fun 直径 63.4mm 重量 61.5g

スペックで見るとBigFunのふわふわ感が飛び抜けていますが、大会での実用性でいくとVariantの重量とサイズのバランスは良いのかとは思います。またParAvionはメタル機種なので軽く投げての振り心地の気持ちよさがプラ機種によりもあります。

と例によってどれが一番とは言い難い(それぞれに良さがある)という感想になるのですが54-56mm直径、63-65gという”標準スペック”での機種の開発競争が進み、洗練されてきた中では大きい機種にはまだ”振り幅”が大きく、違いを感じることができるので楽しいです。ぜひこの3機種を振り比べてみてください。

VariantはSkyvaのあとに時間をかけて開発してきたモデルでたまたまParAvionと発売日が近かったのでVariantの説明文だけを読むととても挑発的にも読めてしまうのですがヨーヨー開発をしていく上でのディレンマをうまく説明していて大きなヨーヨー作りの難しさを語っています。かたやParAvionは他の会社の動向やトレンドを気にするブランドではないOneDropが”競技的ではない”けれども楽しさのある感覚をあえてFloaty(ふわふわ感)という言葉で表現をしてコンセプトを明確にして形に落とし込んでいます。

同時期に直径の大きな機種を発売してそれぞれのコンセプトだけを読むとぶつかり合っているようにも読めるこのタイミングの面白さを感じざるを得ません(実際お互いのメーカーが意識しあっているとか言うことは一切ありません。)

スピンギアの検索画面では直径や重さからヨーヨーを絞り込めるのでぜひ機能を活用してスペックでいままで気にしてなかったブランドや機種を見つけてみてください

例えば直径60mm~70mmの機種重量63-65g、直径54-55mm、などの探し方もできます。