全米大会2016年結果と動画

先週末カリフォルニアで行われた全米大会の模様が公開されています。切り替え編集ですが、見やすい仕上がりになっています。連覇してる選手もいれば初優勝の選手もいます。こうしてみると全米のトップクラスはここ数年、1A以外は比較的安定している(新規層はあまり食い込んでない)ようにも思えます。日本もそうですが、プロとアマチュアの差が広がりつつあって、数年のキャリアでは10年以上のキャリアに対抗できなくなっているのかもしれません。

動画とインスタグラムやSNSの流れを追うことで大会に参加してなくてもレポートらしいものが書ける時代になりました。逆に言うとブログなどで形にして残さないとどんどん流れていくのでこれからもこのスタイルを試してみようと思います。大会の結果やフリースタイルに個人の感想を載せていくのも抵抗感がある世の中ですが、あくまでもTAKAの個人的な感想の書いてあるスピンギアの記事、ということで書いていこうと思います。

大会の全部の結果はこちら(YoYoNews.com)

5A John Wolfe選手

優勝記念のバケーションもこの秋に登場するようです!リセスはコリン選手が1Aで3位に食い込むなど世界大会の時以上にリセス旋風を巻き起こした結果となっています。


4A Philip White

2014年6位からの去年の優勝への躍進、そして連覇。日本にはないスタイルの4Aを切り開きつつあって今後が楽しみです。今年はJetSetEGを使っていたようです。

去年使用していた彼のシグネチャーモデル

2位のマイケルナカムラ選手が興味深いポストを全米大会の後にしています。

Soloham for 2017?

A video posted by Michael Nakamura (@michael_nakamura) on

中国ではすでに上位選手のそろはむ装備が標準化されました。全米にもこの流れが来るのか!?


3A ALEX HATTORI選手

何回も見なおしていないのでざっくりとした印象ですが、世界大会の時のトリック、構成を基本に曲を変えてきたような感じです。ただ主要な技がきちんと決まっているのでいつもクリーンなフリースタイルがさらにクリーンになっています。全米の曲のほうがフリースタイルにあっている気がします。


2A Joseph Harris選手

直前でこんな写真が上がっていたのでちょっと楽しみにしていましたが、、、

https://www.instagram.com/p/BKefO79gIwM/?taken-by=yoyojam

衣装!曲!とかいろいろ突っ込みどころは多そうですがジョセフ選手らしい、楽しいフリースタイルでした。

1A Gentry Stein選手

世界大会の時には足を怪我していて構成の大きな部分を入れ替えせざるを得なく、本領発揮できなかったようですが、動画を見る限り、全米大会はフルパワーで望めたようです。音楽に合わせて流れを作るではなくてトリックに合わせて音をつけているようなスタイルもさらに洗練されています。単純な切り貼り、フェードアウトだけではない、音楽の編集スキルもヨーヨーの大会に勝つためには必要になってきた時代を迎えているようです。

新色のシャッターを使っていて流石に去年のようなリプレイプロではありませんでしたがきちんと新作を使って優勝するところもプロらしさだと思います。

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また全国大会といえばコミュニティーにとっては一年で一番大きなイベント、同窓会のようにいろんな人のインスタやフェイスブックにアフターで盛り上がってる様子もレポートされています。

ヨーヨージャムのインスタグラムアカウントが更新されているのも見ていて嬉しかったです。

https://www.instagram.com/p/BKjD52UAm-n/?taken-by=yoyojam

大会にいけない側としては動画配信はとても大切で世界中でその感動を共有することができます。全米大会も去年とはまた違う方法、団体がビデオ配信をしていたり、世界大会もストリームの切り替え動画のみ配信でそのあとYoYoVideoアーカイブのチャンネルでも公開されるなど、模索が続いているようです。

草の根レベルとプロに依頼して配信をしてペイをできる環境のちょうど中間点にあるヨーヨー大会動画ですが、今後も安定した早期配信が続くといいですね。関係者各位の努力に感謝します。