
POM製こまのハヤブサ。おかげさまで完売となり次回入荷を待っている状態です。
  もう少しでまた入荷予定のご案内ができそうなので今しばらくお待ちください。
かしこまった挨拶はこの辺にして先日いただいたご質問いただいたことを解決してみたいなーと思います。
  数々のヨーヨー製造ノウハウを生かし強度のあるPOM樹脂製、高精度の削り出しで作られており、
  外周部へ重量を集中させることで回転時間が長く、現在一般市販されているなげこまの性能を大きく上回ることができました。
  おかげさまで国内外からたくさんのご注文をいただき、次のロットのとうちゃくを待っている状態です。
一般的な缶こまなどと違う点は上面のふたがないことです。
ヨーヨー的なアプローチとしては回転精度を上げ、重量を外周部に寄せるという狙いのもの正しい構造なのですが、
紐が巻きづらいというご意見もいただきました。
チョットここで一度整理してみたいのですが


左図のように輪をかけている方は特に問題がなかったのではないかなと思います。
右図のように玉にかけているタイプの止め方は少し難しいかもしれません。
おそらく巻きにくいと感じた方はこちらの止め方をしている野ではないかなと思います。
しっかりと引っ張りながら巻き付ければできなくはないけど難しいですね。
大人はともかく、お子様には少し難易度が上がるので基本的には左図の輪をかけるタイプをオススメします。
でもこのまま終わらせたらつまらないので対策を考えてみたいと思います。

じつはハヤブサ、ダンカンフリーハンドゼロ規格の48mmサイズキャップがはまるように作ってあります。
追加のウエイト装着などの拡張性を持たせるためです。
これの真ん中に穴を開けることができればそれだけでOKです。(少し緩い可能性はあります)
でも以外と円のど真ん中に穴をきれいに開けるって難しいんですよね・・・・
もちろんざっくり真ん中を決めて千枚通しでブスーっ!とやっちゃうのも手ではあるんですが。
センターとれてないとうまくはめ込めなくなるのがやっかいなんですねこれがまた・・・
旋盤でセンターとって開けるのが一番いいのですがそんな機材持ってる方はそんなにいないでしょうし
今回は小学生でもできそうな方法で、可能な限りセンターに穴開けする方法を考えてみました。


まずは軸の太さを測ります。
  大体3.5mm 真ん中に開ける穴を少しこれより小さくあけて押し入れればとれにくくなるので穴開けの参考にします。
次はキャップの半径24mm程度に設定したコンパスを用意します。
たぶん学校で使ったやつがあるでしょ?捨てちゃってたらごめんなさい。


適当な紙に直径48mmの円を描きます。
  その円の上にフリーハンドゼロキャップを置き、テープで固定します。
  ここのテープはしっかり固定できれば何でもいいので家にある物を使ってください。
  可能な限り均一に紙に書いた円が見えないように位置を調整すると仕上がりが格段に良くなります。
  固定したら紙を裏返して、コンパスの針のあと部分がキャップの中心となります。
  穴を広げてマジックで印をつけてもいいですが、めんどくさいのでコンパスの針を裏から軽く刺してあとをつけました。


一応3.3mmのドリルで穴を小さめに開けました。
千枚通しやドライバーセットとかについてるキリで開ける場合はサイズみながらちょっとづつやればOKです。
キャップは柔らかいのでそんなに大変な作業じゃないはず。

あなが小さめなのでキャップ軸に食い込んでが外れにくいです。
ふたがついたので右図の玉に引っかける方式でも問題無くひもがまけるようになったんじゃないかなと思います。
ハヤブサの形に違和感がある方は是非この方法をためしてみてください。
  ★おまけ★
  
  スピンジャムに来ていただいているお客様から改造アイデアを見せていただきましたのでまねしてみました。 

  アロンアルファを用いて軸の先端に返しをつける改造をされていました。
  ただ、使ったのが通常タイプのアロンアルファでなかなか固まらず大苦戦。
  ひっしーの指の皮膚を巻き込みながらチョット汚い仕上がりになってしまいました。
  (本当はもっと透明感ありますし、もっと大きく作りたかったです・・・・)
  速乾タイプのアロンアルファか、ゼリータイプを使うとたれずに整形しやすいかもしれないですね。
今度またトライしてみよう!!

こんなすこしの突起でもかなり引っかかり助けてくれます。
やめたいときはアロンアルファはマニキュアの除光液などで結構簡単に落とせるので比較的リスクなく試せますね。
興味のある方はぜひ一度お試しください。
きょうはここまで!それではまた!
