蹴る子キックサイド終了とキャップコレクションDX発売について

★前回までのあらすじ★

2015年12月 ヨーヨージャムが活動終了を宣言。

2003年に正式な活動をスタートしたスピンギア。
当時の競技シーン一番人気のヨーヨーはヨーヨージャムの金属リム搭載モデルという時代。

ヨーヨージャムの普及価格帯モデルとして誕生したキックサイドのキャップは当時紙台紙タイプ
2009年2月SG中野店時代にいふじシンセン先生の持ち込み企画としてスタートしたのがこの蹴る子シリーズです。

最初は中野店限定のプロトタイプイラストから始まり、気づけば6年にわたり様々なイラストを提供していただきました。

残念ながらヨーヨージャム活動終了によりベースボディのキックサイドの入手ができなくなりました。
現在スピンギアが保有しているキックサイドが最後の在庫となり、蹴る子キックサイドシリーズもここで最終回とさせていただきます。

以前からいふじ先生から持ち込まれていた企画をいま形にする最後のチャンスということでキャップコレクションDXの生産が決定しました。

せっかくなのでいふじ先生と昔話に花を咲かせながら、いろいろと説明していこうと思います。

★あらすじ終わり★

ということで、いふじシンセン先生と当時の記憶を思い出しながら対談をしてみました。

ひっしー(以下:ひ)
年末お忙しいところありがとうございます。(12月24日にお話を伺いました)

いふじシンセン(以下:い)
いえいえ。こちらこそ

ひ:そもそも蹴る子の企画ってどうやって始まったんでしたっけ??

い:2009年の頭にSG中野店に行ってUさん経由で菱田さんに絵が行って、そこから始まったお話ですね。

ひ:そうでした。Uから話を聞いて、最初は試しにスピードメーカーにイラストを入れてみましょうって話になりましたね。
  今だから言えますけどクリスマス仕様のスピードメーカーが残っていてどうするか困っていたところにちょうどお話をいただいたので。
  ボディを赤と緑に組み分けて、紙キャップの差し替えをしました。

い:
スピードメーカーの通常品は箔押しキャップでしたので継続して入手できないということもありその後はキックサイドを使ったプロトタイプ蹴る子を中野店だけでテスト販売をしていただきました。

   スピードメーカーよりもキャップサイズが大きいのでキャンバスサイズが広がりスピードメーカーよりもやりやすくなりましたね。

ひ:キャラクターもいまの蹴る子ではなく格闘少女みたいな感じでしたよね。

い:これですね。
  実物もここにありますよ。イベントで作ったやつですけど。(蹴る子のディスプレイを取り出す)

ひ:うわー!これ懐かしいです!!というかこのディスプレイほしいんですけど(笑)
  お客さんにもこれ売ってって言われちゃいそうでね。(DXセットのディスプレイボードはこれを参考にしました)

い:このあと正式にWEBでの販売が決定する流れだったと思います。

  
ひ:それはさておき2006年から始まった蹴る子は気づけばたくさんのシリーズ展開になりましたね。
   一発目はヨーヨーのサイドを蹴りつける面白いアイデアでした。シーズンに合わせてそのあともいろいろイラストを提供いただいて。

い:コスプレメインの展開でしたね。皆さんの応援に支えられてたくさんの蹴る子が誕生しました。

ひ:IYIW(いふじシンセンヨーヨーイラストワークス)に初代から2012年お正月企画までの蹴る子を含めたいふじさんの作品がまとめられていますよね。

 
い:先にもお話ししましたプロトタイプ制作のスピードメーカー、キックサイド、蹴る子のトリミング前のイラストをなどを収録しています。
  普段はキャップサイズに切り抜かれてしまいますが作品によっては背景を含めて結構書き込んでいるものがあるのでその辺も見ていただけるとうれしいです・

ひ:確かに!夏祭りとかは背景見ると屋台に自分がいますね(笑)
  あとは完成直前にお願いして作っていただいたアイスをこぼしてる別バージョンとか。

い:そんなこともありましたね。私も仕事の息抜きといいますか楽しみながらやらせていただいています。
  蹴る子以外にもTAKAさんから依頼をいただいたAKIBA店の看板データも掲載させていただいてます。

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★AKIBA店 アキバカルチャーズZONE 看板について

ひ:そういえばAKIBA店オープンの際にの看板にも蹴る子を使わせていただいていますね。

い:TAKAさんから話をいただいてデータを作り始めたのですが、かなり大きなサイズだったのでA4原稿複数枚で書いたものを合成して原寸大のデータで入稿しました。
  粗を出さずに書くには原寸で書くしかないと(笑)

ひ:確かに巨大なデータでしたね。自分の肩幅くらいまで拡大しても大丈夫なくらいでしたし。
  てんちょが職場のPCでこのデータを開いたとき数十分かかったあげく、メモリ不足で展開できなかったんですよ(笑)

い:あとにも先にも原寸でフォトショップで画像を作ったのはSGの看板用だけです(笑)

ひ:おかげさまで今でも皆さんから愛されるSGの看板娘として活躍してくれてます。 2015年に行われた世界大会の際も外国人の方がたくさん写真を撮っていってくれました。
  
い:恐れ多いことです。

ひ: メイド蹴る子の評判も良くこちらはAKIBA店のトレードマークとして今後も販売継続させていただきたいと思います

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★ヨーヨージャム活動終了と蹴る子リーズ終了について
  いふじシンセン 

蹴る子キャップコレクション DX誕生の経緯

ひ:ヨーヨージャムが活動停止を発表しました。

い:うーん。とても残念なニュースですね。

ひ:ヨーヨージャムがなくなるということはキックサイドがなくなるということですからね・・・・

  いまスピンギアにある在庫が在庫の在庫ということになります。

い:以前からキックサイドが廃盤になる可能性があるということで覚悟はしていたのですがこんな形でというのはすこし予想外でした。
  2006年から2016年までヨーヨージャムの最後までお付き合いさせていただけて楽しかったです。
  せっかく10年間続けてきた蹴る子シリーズなので最後に面白いことをしたいなと考えているんです。(キャップの試作品を取り出す)

ひ:これは!!

い:蹴る子のキャップをアクリルへの印刷で作ったものです。
  最後のコレクションといいますかこれを今までの蹴る子全部をまとめて製品化してみたいと思っているんです。
  アクリル-印刷面-保護板と挟みこんでいますので印刷が直接傷つくことがないです

ひ:おおすごい!!これ実際にキックサイドにつくんですか??

い:はい!実際にキックサイドに取り付けすることができるんです。重さは70gを超えますがしっかり使えます。

ひ:ツライチにはまってカッコいい!でも・・・・・さすがに全部のデザインをセットにしたら30枚近くになりますので価格が・・・・・

い:確かに。ちょっとこんな感じで少し工夫すれば・・・(いふじ先生検討中)

い:蹴る子が掲載されている面だけを集めると18枚、これに最後のファイナルキックを加えれば20枚まで枚数をおさえられます。

ひ:20枚セットなら何とか・・・・。最終的な判断はお客様にお任せする受注生産方式なら実現できるかもしれません。
  蹴る子は日本でのヨーヨージャムの普及に貢献した歴史の一部だと思いますのでぜひ最後にやりましょう!!

い:そういっていただけるとうれしいですね。

ひ:では内容ですがこんな感じで、

・過去に販売された ける子デザインを極厚アクリル製キャップにフルカラー印刷、 実際にキックサイドへ取り付けプレイすることが可能。
・採用デザインは蹴る子が描かれているものを18種類、1/1発売の蹴る子キックサイド ファイナルキックのデザイン表裏2枚も収録。
・完全受注生産で再生産はありません
・受注期間は1/13(水)23:59まで(ブログでのまとめが遅くなってしまい少し期間を延長しました)

こちらから商品ページに移動できます

ひ:先ほど見せていただいたディスプレイスタンドがかっこよかったのでSG側でおまけ扱いとなりますがMDF製ディスプレイボードを作成したいです。

い:要望があるかわかりませんがAKIBA店で私が直接受け渡し会とかをやりましょうか?(いふじ先生のスケジュール次第になりますが実際にやる方向で調整中です)

ひ:それはぜひ!超お願いします。最後まで蹴る子を皆さんに楽しんでいただければと思います。本日はお忙しい中お時間をいただきありがとうございました。

い:ありがとうございました。

いふじシンセン 

蹴る子キャップコレクション DXは1月13日までの受付です。
よろしければ蹴る子キックサイド最後のコレクションとしてお手にとっていただければ幸いです。