12月23日のこまの世界大会で先行販売です。
ボーダレスシリーズは回る回転体という意味においてヨーヨーとこまの区別をする必要がないのではないかという気づきに基づいて作られた物体です。
通常の商品と異なり、組み立てや調整が必要です。また特にこまモードは回転時に軸が抜けることもあるので注意しながら使ってください。
必要な部品がわからない場合は事前にお問い合わせください。
高津さんにレビューしていただきました!
Masayaさんのレビュー記事もぜひご覧ください!
こまとしての組立方法や紐の巻き方はこちら↓の動画をご覧ください。
Yo-Yo Mode
必要な部材 パーツx2 14mm軸x1 スリムパッドx2 サイズCベアリング
■ヨーヨーにしたときのスペック
重量 | 106.4 | g |
直径 | 63.9 | mm |
全幅 | 53.0 | mm |
ベアリング | C | size |
パッド | Silm | size |
こちらのページでは本体と軸のみの販売となっています。ヨーヨーとして使う場合はパッド、ベアリング、ストリングも自分で用意してください。
軸は10mm以上であれば問題なく使えます。貫通軸のため、軸が偏ると突き抜けてしまい保持が弱くなる場合があるので、軸が真ん中によるように調整してください。
Koma Mode メタルオオルリ
必要な部材 パーツx1 ボーダレスアクセルx1 スピンガジェット軸(先端)x1 小太刀用キャップx1
新しいこま、オオルリのフルメタル版とも言える形状。削り出しステンレスのこまなども存在するため金属製のこまは珍しいものではないですがトリックを行うことに主眼を置いたフルメタルこまはあまりありません。またネジで軸を止めているという特性上、鯉の滝登りや指で軸先を掴む動きをすると、軸がこまの回転で抜ける場合があります。そこも製品仕様となっているので工夫をしながら遊んでください。また非常に危険ですのでこまの技術が一定レベル(こま技検定3−4段目安)に達していない人は使用しないでください。
上に飛び出る軸としてスピンガジェットを、紐を巻くためにキャップを装着していますが手持ちにM4の軸(スターバーストなどでも)があれば代用可能です。また48mmリングやキャップがはまる構造なのでヒバリのキャップも使用可能です。
写真は小太刀キャップ+スピンガジェット+ボーダレス2+ボーダレスアクセルの構成。フルメタルこまとして遊ぶことが可能です。
ネジの引っかかりが少ないので上の軸が抜けやすいです。ボーダレスアクセルのかかりを少し浅めにするとより深くネジが締まります。また上と下からの締め込みで固定の力を増す方法もあるので色々と工夫してください。
こまが好きでヨーヨーと共通のボディで使いたい、という人に向けて作られている構成です。通常の競技用こまのほうが分解の可能性がなく、遊べるこまを追求したい人はスワローテイルなどをお勧めします。
手組でも十分な締め付けができますが不安な人はプライヤーなどで軸が傷つかないようにして締めることで強く止まります。また一番最初に軸をつける時、ネジ切りがうまくいってないパーツがあるので、通常のヨーヨーやボルトなどで一度ネジを締めてからだとボーダレスアクセルが簡単に通せます(力が入りにくいため)。
またシルバーのアクセルパーツの位置を決め、ネジを締めた後に手で黒いカバーパーツのネジを締めることでより強く止まります。
■コマにしたときのスペック。重量 | 68.1 | g |
直径 | 63.9 | mm |
ボディの高さ | 3.15 | mm |
軸の長さ | 16.3 | mm |
ヨーヨーマスターTAKAからの挑戦状とも言えるパーツです。ヨーヨーやこまで培ったスキルトイの知識を総動員して楽しんでください。アクセルを買っただけでは何もできず、また完成された製品のように誰しもが簡単に遊べるものではありませんが、手元にあるヨーヨーを全部分解して一度は投げてみたくなるくらいの楽しみがあるパーツです。
ボーダレスアクセルは軸の太さが4mmであるほとんどのメタルヨーヨーに装着可能です。プラスティックヨーヨーはナットまでの距離があるため装着できる機種はあまりありません。プラスティックヨーヨーでも4A機種をはじめとして、メタルのハブで構成されている機種は使える可能性が高いです。
シルバーのアクセルパーツの位置を決め、ネジを締めた後に手で黒いカバーパーツのネジを締めることでより強く止まります。
こまの技術に不安がある人は4A機種で練習すると良いかと思います。おすすめはジャパンテクノロジーのCIELです。
こまの落下の角度によっては軸から本体に直接衝撃がいくため、硬い床で遊ばないことはもちろん、各自の自己責任で遊ぶようにしてください。
商品としての完成度ではなくこちらはコンセプトが先行したモデルとなっています。毎回のスローの度にネジの締め付けを確認し、また形状によってはすっぽ抜けやすいこまになるため最新の注意を払って遊んでください。
日本のこまのように上に紐を引っ掛ける軸が通らない場合は紐の先端に結び目を作らず、巻き込む形で紐を巻くことをお勧めします(動画内にて実演)