【販売終了】ツル(TSURU) -マジコマプロジェクトー極独楽シリーズ /POM Japanese Big Top with Long Axle

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KOMA-TOP-TSURU-BLACKSILVER
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説明

重量 約83~ g
直径 80.0 mm
本体厚さ 27.5 mm
軸の長さ 80.0 mm

EXTREMEと曲独楽をかけた極独楽シリーズとして展開していく第一弾”ツル”です。

*一定のレベルを持った人向けです。ツバメ返し(空中手乗せ)が余裕でできるレベルが必要です。また脚長軸は
一回の落下で軸が曲がりブレる可能性があるので硬い地面での使用は避けて下さい。

ウエイト単体の重さが35gと50gの2種類があります。またクリアはポリカーボネート素材でやや軽いです。軸も2種類あり、選択の幅が広くなっています。必要なセッテイングをお選びください。

独楽の直径が大きいため、独楽を投げる感覚ではなく、紐を解く感覚で扱ってください。直径の小さいコマの感覚で短く振り抜くと初速が出ないため、独楽が飛んでいきます。

缶コマをベースに進化を図ってきたこれまでのシリーズとは異なり、曲独楽を元に落とし込まれたモデルとなっています。


曲独楽とは、博多独楽が発祥の江戸時代に発展した曲芸スタイルの独楽で、演目に応じて様々な独楽を使い、木製のこま本体に鉄心を打ち込んだ形状を特徴としています。多くの演目は揉み独楽と呼ばれる手を合わせていく揉むようにして回す独楽を使います。実は紐で巻く独楽の演目はあまりありません。紐で回す独楽は打独楽と呼ばれます。足の長い独楽が与える見た目のインパクトと、高重心ゆえの倒しやすさ、起きやすさがあり、特化した技に関してはやりやすさがあります。曲独楽の投げる独楽の特徴は直径が11-13cm前後で直径と同じくらいの軸の長さが特徴となっています。

日本こままわし協会の新段位認定が発表されましたが、独楽技は技の派生の大元をたどるといくつかのジャンルに分かれ、投げ独楽派生のもの、スピントップから影響を受けているもの、ディアボロやヨーヨーなど他のジャンルから影響を受けているもの、そして曲独楽の演目から影響を受けているものに別れます。

いままでは1つの独楽を使って様々な技に対応するというのが常識でしたが、そもそもの技の開発された背景をたどると技によって独楽の向き不向きがあります。

ツルは直径を80mmと大きく大きくしただけではなく、軸足の長いモデルを用意しました。従来のシリーズよりも大型化し、脚長モデルも有ることから羽を広げた鶴をイメージしたネーミングとなっています(命名:赤坂幸太郎くん)

これにより、足掛け、腰掛け、などのかけ系や牛若丸など軸先が長いとやりやすい技の成功率が格段に上がりました。ムチなども的が大きくなるので成功の確率が上がります。

MOZU互換の太い角軸を入れて、直径の大きい普通のコマとして使うことも可能です。

購入の際には、軸をお選びいただけます。(角軸を入れた場合には重量が約1g程度軽くなります)

なお、価格と重量がカラーごとに異なるので注意してご選択ください。
ウエイトのカラーとボディの素材によって価格が多少違いがあります。
基本価格4300円に加え、ウエイトリングの色付きが+200円(シルバーは追加料金なし)
ポリカーボネート製のクリアボディは+200円、太短-角軸は-300円となります。

ひもを巻きやすくするためのパーツ、鍔をあわせてのお買い上げがおすすめです!
ツルには小さい方が使いやすく深くはまります。

ツルについている黒い4mm太さの純正紐の単品販売をはじめました。



極独楽シリーズについて

従来のツバメ、ヒバリ、ハヤブサのマジ独楽シリーズの投げ独楽は耐久性と使いやすさを重視した設計ですが極シリーズは競技性を重視したプロモデルシリーズとなっており、独楽の初心者の人は使いこなせないので購入をおすすめしません。また昔ながらの曲独楽と同じ様に、脚長仕様は硬い地面での落下は1回でも軸が曲がります。軸が曲がったら地面に押し付けてまっすぐに直すか、軸を交換することで対応してください。曲独楽は一度落とすとその日は仕事にならないと言われていたほどに繊細な取扱が必要な精密機器です。耐久性と性能のどちらかを重視するかの結果、性能を重視したモデルとなっています。

交換用軸はこちら メールで予めお知らせいただければ交換サービス(部品送料実費のみ)も行います。

短い太角軸は曲がりにくいように直径5mmと従来の4.2mmよりも太くなっていますが絶対に曲がらないということではないので硬い地面の上での使用はご注意ください。

また使いやすいひもは人それぞれなので付属のこまひもだけでなく、自分自身で使いやすい素材、長さのひもを模索してみてください。

Tips:長い軸を耐久性のある5mmや6mmの太さにしたらどうなるか?

独楽本体の回転力で抑え込める範囲があり、それを超えた重さになると、空中で軸がぶれます。手のひらの上に乗せるとバランスは取れますが、重心部分から遠く離れたところに重さがあると空中で独楽はバランスを崩します。また中心部分に重さがあると回転性能にも影響があります。細いほうが独楽の性能を発揮します。プロの使う曲独楽は直径が10cm以上ある大きなものでも軸の太さは3.5mmや4mmの物が多く、一度でも落とすと軸が簡単に曲がります。プロはその軸の曲がりの直し方、バランスのとり方も学ばないと独楽芸人としてはスタートが切れないのです。プロの方は簡単な処置は自分で行い、大きな崩れは職人さんにお願いをして直す(場合によっては軸交換)ということを定期的に行っています。



追加情報

メーカー:
SPINGEAR
ボディ素材:
POM系(ジュラコン・デルリン等)
リム素材:
ステンレス