yoyoeducation公式サイトより引用
ダブルハンドのティーチングプログラム「ダブルハンド・エクストリーム」の開発過程で、ルーピングヨーヨーにおけるオイルの重要性を感じたものの、市場でオイルが安定供給されていないことと、どのトリックにどのオイルを使えばいいのか、といった極めて重要なポイントが不透明になっている現状を知り、山下選手と共同開発を行い、多くの試作を重ねて、ようやく完成した「ルーピングヨーヨー専用」オイルです。
ルーピングルブリカントでは、用途別に「3つの硬さ」をご用意しております。参考までにそれぞれのオイルについて解説させて頂きます。
--------■ルーピングルブリカント ハードタイプハードタイプは、現在流通しているヨーヨー用オイルの中では非常に硬く、ヨーヨーの戻りを強化しやすいオイルです。ですが(セッティングにもよりますが)アラウンドを20週させられる程度のスリープ力も兼ね備えているので、簡単なラップトリック、アラウンド系トリックもそつなくこなすことが出来ます。ハードという物々しい名称ではありますが、まずはこちらからお試し頂きたい、一番の自信作です。
このオイルでもきっちり戻ってこない場合はギャップ幅が広すぎるか、ギャップ幅に対してストリングが細すぎるので、オイル以外の部分を見直して下さい。ダブルバーティカルループを習得されるあたりまではスリープ力は気にせず、こちらのオイルを使用されることをお勧めします。
--------■ルーピングルブリカント ミディアムタイプミディアムはスリープとループのバランスが取れた性能となっており、ハードなラップトリックをこなしつつ、ループトリックでのクイックなレスポンスを求めるプレイヤーのニーズにお応えします。2017年度の2A部門アジアチャンピオン「今井新」選手にも、2015年頃からご愛用頂いております。
「そこまで戻りが悪い訳ではないヨーヨー」に使用して頂くのがベストです。戻りに不満がある場合はハードタイプを強くお勧めします。
--------■ルーピングルブリカント ソフトタイプソフトタイプは非常に薄く、ひたすらにスリープ性能を追求した性能となっています。極限までスリープ時間を伸ばしたいトッププレイヤーの方はもちろん「ギャップ幅が狭いけれどこれ以上広げることが出来ない」といった状態のヨーヨーにもお勧めです。2011年度の2A部門全国チャンピオン「山下諒」選手にもご愛用頂いております。
「現状しっかりと戻ってきているヨーヨー」への使用をお勧め致します。
--------以下がオイル選びの際の簡単なチャートとなっております。
■ギャップ調整が出来る機種を使っている→ハードタイプもしくはミディアムタイプを使用し、徐々にギャップを狭めつつ調整をして下さい。
■ギャップ調整が出来ない機種を使っており、戻りに不満がある→ハードタイプを使用し、それでも戻りに不満があればストリングを太くして下さい。
■ギャップ調整が出来ない機種を使っているが、戻りに不満はない→ミディアムタイプかハードタイプをお勧めします。
■ギャップ調整が出来ない機種を使っているが、戻りがきつすぎる→まずはストリングを細めのものに交換し、戻りの勢いが落ち着いたのを確認してからソフトタイプをご使用ください。