1月の香港から始まり、ニュルンブルク、ロンドン、ニューヨークとおもちゃショーが連続しています。
奥に見えるのはエンパイアステートビルディング
今年もニューヨークトイフェアに参加してきました。初めてのニューヨークトイフェアが1999年。英語もきちんとしゃべれない状況で勢いだけで参加したニューヨークトイフェア。その時点でダンカンのマイクさんやヨーヨーファクトリーのベンとも会っています。20年以上の年月が過ぎても変わらない部分と大きく変わった部分があります。
インスタグラムのハッシュタグは#NYTY2020で会場の雰囲気を見ることができます。
まずはヨメガ!
去年、オーナーが変わり、イスラエルのヨメガディストリビューターだったPini氏がオーナーとなりました。国は違えどヨーヨーブームの荒波を乗り越えてきた同じ時代を生きてきた仲間意識もあります。新作の発表はなかったですが試作のメタル機種をいくつか振らせてもらいました。
去年は殆ど動きがなかったヨメガですが、今年の中旬にはあの名機が復活したり、メタル機種もビギナー向けのラインナップではありますが面白い機種が登場してきそうです。
またヨメガビジネスからは離脱していますが、元社長でスターウォーズ版権を持ってきたTodd氏や元ヨメガオーナーのアランアマルゥ氏(ハイパー全盛期のオーナー)とも会うことができました。仕事でつながっていなくてもおもちゃショー自体が年に一回いろいろな人と再開する機会になっています。
今年は活気のある地下階に1ブース。ハンス、ベン、ジェントリーの3名でブースを運営していました。
新しいプラスティック機種のお目見えはなし。インスタにも登場していたメタルの新機種は試作品がおいてありました。またアレックスハットリがデザインして大学で作った破壊力抜群のヨーヨーをベンが見せてくれましたがハンスが危ないからYYFからは発売しない。と言っていました。
お馴染みとなったYYFのブース什器。
スピンスターにステッカーを張った限定版。今年は多く作っていくかもしれないとのこと。ステッカーなのでコレクションをしていく上でどこまで追いかけるか悩むところです。
参考出品されていたハイパークラスターの文字に目を引かれました
おもちゃショーといえばさまざまなディスプレイで目を引きます。これで一般公開日がなく子どもたちには見るチャンスがないのがもったいないところ。
レゴでできたミニオンズ
次世代ワールドホビーフェアとかでも飛んでいるのと同じサイズ?のピカチュウ
ピカチュウFunkoバージョン
ダンカンのヨーヨーステージにサイズ比較?でバタフライAL置いてみました。
4日間ずっと忙しかったダンカンブース
人気だった新作は120個のマグネットを内蔵し、いろいろな形に組み換えのできるテトリスのようなパズルゲームでした。
ヨーヨーはいつもどおりの3社のブースでしたがプラスティック機種の新作はなく、メタルもこれは!というような目玉機種はおもちゃショーでは登場していませんでした。
おもちゃショーがマス向けに行われていて、ヨーヨー競技マーケットのバイヤーがほとんどこないのでコア向けの新作はあまり発表しない流れにもなっています。心配をしなくても、ここには書けない情報解禁前なだけで、世界大会や各全国大会ではサプライズ的に様々な新作が登場してくると思います。
Sweets Kendama
スイーツけん玉は2ブース分のレイアウトに商品をほとんどおかず、コラボしている有名人の写真を中心にしたブースレイアウトでした。
ブーストレイダーが展示されていました。2020年のスタンダードモデルになりそうです。
落ち着いていたアメリカですが、インスタグラマーとのコラボを通じてたくさんの若いプレイヤーがけん玉を始めているとのことで、事実、期間中に行われたニューヨークのけん玉ミーティングは100名を超えてしまい、会場を外に移して行われるくらい活気がありました。
KendamaUSA
世界中にストリートけん玉ブームのきっかけを作ったKendamaUSA。今回の新作はエントリーモデルとなる改善シフトシリーズ。7色で手に入れやすい値段での展開となります。
ダンカンブースの撤収!
2年連続雪のないニューヨークとなりました。来年もまたここに戻ってこれるように1年間頑張ろうと思います。