中国発ヨーヨーブランドの魁にして、”よくわかってる”デザインを多発して人気のブランド、ゴッドトリックス。ここ数年間、海外向けのマーケティングを行っていなかったため、プレイヤーから忘れ去られつつありましたが、中国国内ではアクティブだったこと、相変わらず良作(と実験機)を作り続けていました。
去年、ペルセウス他を紹介し、一部モデルはすぐ完売となったのですが今回、ゴッドトリックスの新しいオフィスにお邪魔してきました。
オーナーデザイナーのJeyo氏と撮影
オフィスには何回か行ったことがあり、今回もいつもの場所かと思っていたら引っ越したとのこと。
行ってみてびっくり、工場エリアに工場スペースを借りていました!ゴッドトリックスが国内に集中していたことの一つは人的、資金的リソースを工場開設に向けて準備をしていたことにありました。
今秋ごろの稼働を予定しているとのことで、現在は機械等はおいていない広いスペースがありました。ヨーヨープレイヤーがヨーヨー専門の工場を立ち上げる、とても夢のある話だと思いませんか?工場の操業と運営はヨーヨーデザインのスキルとは全く異なるところにあり、ほぼすべてのヨーヨーブランドがOEM工場を使っている状況からすると夢があります(Dif-e-Yoとワンドロップは専業の旋盤工場ですが他の仕事もしています。)
現在でもGodTricksは他のヨーヨーブランドとは異なり、ヨーヨーを専門としてない金属加工工場で技術指導をしながらOEM生産をしていて設計や製造工程の流出に敏感な対応をとっています。
生産効率を重視してコントロールされていた切削スピードも、ヨーヨーの仕上がりの使いやすさを優先して、丁寧に作りたいと言っていました(いまでも工場に対していろいろな要求をしてこだわった作り方をしています)
レーザー刻印は自分でマシンがあるので普通は5秒位でぱっと終わらせるけど30秒以上かけて丁寧にやってると言って実際に見せてくれました。細かいモノつくりへのこだわりとヨーヨー愛が生産に現れてくるとヨーヨーの品質の概念そのものが変わってしまいそうです。
Jeyoは黎明期の中国ヨーヨーコミュニティーで工場地帯の深センに住んでいることからジャッジとして国内の競技シーンをリードしてきただけではなく、モノつくりにおいても先行して道を作ってきました。中国のヨーヨーブランドの中でも一目を置かれています。
前のオフィスよりも広いところに引っ越したおかげで在庫陳列スペースも広くなり、”買付”がしやすくなってました。また大量のBグレードや国内未入荷モデルも発見、、、
彼らのこれからの夢をサポートしていくためにもスピンギアとしては頑張って仕入れよう!ということでたくさんのラインナップを入荷してきました。
国内未入荷時期のラインナップや歴史を感じるBグレードなどたくさんあります。
今回入荷のペルセウスは色ムラ、とのことですが、使用してもほぼ問題なくAグレードと言っても差し支えないのではという品質です。細かい部分でも納得がいかなければ出さない、メーカーとしてのこだわりを垣間見ました。
ということで開催のお知らせ!
ゴッドトリックスサンプルトライ&Bグレードまつり開催したいと思います!
総数50個以上、旧作から現行機種、ちょっとレアなヨーヨーや変わったロゴ、限定版などよさげなものからなくなっていくと思うので早いもの勝ち
Bグレードは商品の特性上、試し振りをして店舗販売のみとなります。購入後のサポートはありませんのでご協力いただければと思います。
2月1日西八王子店舗にて
2月2日〜秋葉原にて
ここからは機種解説をひっしーにバトンタッチ。
アウトレットセールはテンションちょっと変になるくらいいろんなのあるので是非お早めにご利用ください。
それではここからはゴッドトリックス入荷商品のおしらせでーす!