66ニュース第6弾!東京おもちゃショー2018今年も出展します!

今年も東京おもちゃショーに出展します。2015年より連続して今回で4回目となる出展です!年々縮小する一般玩具市場で生き残りをかけて各社が新製品を発表する、そんな場に”ヨーヨーショップスピンギア”として出展しています。(表向きのおもちゃショー自体はそんな殺伐としていませんが、玩具業界全体としてはTRUアメリカの倒産など、危機感を持っていると思います)

今年のキービジュアル、見て分かる通り、ヨーヨーとこまが入ってます。また下の方にはけん玉もあり、一般玩具としてのスキルトイは業界においても玩具の定番として認知されていると思います。

おもちゃショーは新製品発表の場で商談の場でもありますが、業界内外に向けてメッセージを発信できる場所でもあると捉えています。

1区画50万円近くの出展料を払いブースを出展し続けるのも、秋葉原の一等地に店舗を構えているのと同じ理由で、放っておいても売れるブームの状況でない中、ヨーヨーに興味を持ってもらうためにはまずは人の目に止まる必要がある。ということです。ありがたいことに、好きな人はどこに店舗があっても来てくれます。当時廃墟のようだった中野ブロードウエイの4階の端に人を集め、4階でも集客できるとスピンギアが端だった倉庫街も店舗がいくつかその奥にも開いていきました。4階が子どもたちの歓声で溢れ、あのエリアだけブロードウエイ感が薄れていました。中野ブロードウエイでの店舗はヨーヨーファンのシークレットベースとして存在することに意義はありましたが、いまのフェーズはどこにあるかわからない店舗ではなくて誰でも目につくところにヨーヨーをおいていく戦略が必要になっていると考えています。

その中で東京おもちゃショーに出展を続けることにこだわるのはいくつかの理由があります。もちろん業界に向けてヨーヨー屋さんがあるということをアピールするのも一つです。


1年に一度のおもちゃ業界の祭典とも言えるおもちゃショー、そこには大手流通関係者だけではなく、全国各地の玩具専門店の名物店長のみなさんも集結します。

ハイパーブーム経験者の方の多くが”認定店”出身だと思います。以前に比べると数を大きく減らしてきている玩具専門店ですが、続けてらっしゃるみなさんはまだまだ熱意を持って子どもたちの成長に必要な遊びを玩具を通じて広めていく活動をされています。そしてそのような方たちの多くがステップシリーズを始め、こまなど流行に左右されない基礎玩具としてのスキルトイの素晴らしさを理解してくださり、継続的に扱っていただいています。年に1度の同窓会のようになっていますが、お世話になった認定店の方たちに会えるのはとても大切な場となっています。これからのスキルトイプレイヤーたちを育んでいってもらえる練習会やクラブ以外での場として玩具店はとても大切な位置を占めています。

そして言うまでもなく玩具店は慈善事業ではなく、営利を目的とした商売です。もちろん地域に根ざし、社会貢献をすることを生きがいになさっている店舗様が多いのですが、”売れてなんぼ”というのは変わりません。玩具店様向けに売れるヨーヨー、こま、けん玉などのスキルトイを提案しコーナーとして常設してもらえるように働きかけ、定番化していくのがそろはむの使命の一つです。

アマゾンは手軽に買えますが、遊び方は教えてくれないし、メンテナンスを教えてもくれません。いま流通関係、店舗関係者が対アマゾンという危機にさらされている中、古臭い考えなのかもしれませんが、コミュニケーションツールとしてのスキルトイは実店舗の価値というものを考えていく上では提供できる価値の一つだと思います。

おもちゃショーという現場で思いを伝え、方向性を共有していく、そういう目的があります。


おもちゃショーに出続けるもう一つのこだわりは年間のスケジュールがおもちゃショーにあわせて計画されていくことで企業として計画的な商品発表、プロモーションの機会を作っていくことができるということもあります。ヨーヨー業界向けにヨーヨー大会に合わせて新製品を発表していくことも大切ですが、一般流通向けにはおもちゃショーのタイミングで新製品を発表するのが一番わかり易いタイミングとなります。先行して発売しているステップ2もおもちゃショーに合うように開発スケジュールを組みました。毎年何かしら新製品を発表し続け、バイヤーたちの目を引き続けるのも大切な戦略の一つです。

今回はヨーヨー以外にも新製品があります。追って商品ページやこのブログで紹介していければと思います。


玩具業界の一端であり続けるために。

ヨーヨー業界というニッチな業界だけではなく、玩具業界という大きな枠組みの中に自然にヨーヨーなどのスキルトイがある状況を作るために、ブースを出していきます。ブームではなくても売り場に欲しい定番の玩具として、ボールや、フリスビーなどと並ぶおもちゃにしていくためにも市場が必要としている商品をタイムリーに開発し、供給していきます。世の中の目にヨーヨーを晒し続けることで新たな突破口を開く糸口がきっと見えると思っています


一般日ではスキルトイの楽しさを皆さんに知ってもらうため毎年この日だけ集まるヨーヨーxけん玉xこまのプロのショーを展開しています。

バイクに乗ったキャラクター玩具やダイキャストのミニカー、鉄道変形ロボットなどを目当てに来た子どもたちにスキルトイを見てもらい、始めるきっかけになればと思います。そういう意味ではアリが象に立ち向かう、ではないですがやりがいがあるイベントです。

またスキルトイで頑張っている子どもたちの発表の場所としてもおもちゃショーブースを活用していきます。大人が見せるパフォーマンスではなく、同世代の子達が活躍できる場でありそれを見てまた新しい世代が生まれてくれればこれ以上素晴らしいことは無いです。