「うーん…うーん…」
「やぁHITSHEE、そんなに眉間にしわを寄せてどうしたんだい?」
「ああ、TENCHOか、いや、見てくれよこの有り様を。バッグに入れておいたヨーヨーのストリングが絡まっちゃって…もうかれこれ10分もほどいてるのさ!」
「あっははは、なーんだまだそんなことで悩んでいたのかい?」
「なんだは無いだろう、本数が少なくなってきたら誰だって絡まったりバラバラになったりするもんだろう?」
「そういう時にはこれ!」
「スネークバイト ストリングホルダーさ!」
「なんだいこりゃ? こんなんがなんの役に立つの?」
「まぁ見てなよ。騙されたと思ってホラ、ここからストリングを入れておくだけで…」
「あ、こりゃ袋になってるんだな!?」
「このとおり!!!」
「おいおい!なんだよこりゃあ!ストリングがこんなにスマートにまとまっちまったぜ!?信じられるか!?」
「だろう? これで最後までバラバラにならずに使い切れるってわけさ! もちろん、取り出しも簡単、今までどおり引っ張るだけ。ストリングをキッチリ収納しつつ、長さは実際のストリングより短くできてるから、ホラ、スマートだろう?」
「なんでこんなナイスなツールを先に教えてくれなかったんだよ!」
「どう?気に入ってくれたかい?」
「もちろんさ! もうコイツなしでのヨーヨー生活なんか考えられないね!!」