毎回恒例の浦豪優勝記念モデルです。通常版では作れない豪華モデルを優勝記念に毎年ヨーヨージャムの威信をかけて仕上げています。今回のモデルも豪華版かつ、使いやすいというモデルで仕上げてきました。
形状はAI譲りのラウンド2ステップとも言えるラテラルキャップを付けた状態のクエスト形状ですが、重量配分はシンセシスのコンセプトで作られています。
24kなのでトップオンやるのも勇気が要りますが指にハマるとものすごく長く回ります。
ヨーヨージャムのイメージカラーのグリーンのマーブル
スプラッシュもいいですが、成型色のマーブルも味わいが深いです。
プラスティック部分は外観を形成していますが、実際の重量配分はH型に作られたメタルパーツ部分で支えられています。世界限定15個の一回限りの貴重なモデルです。
世界大会会場のみの発売であまり出回っていないので話題になっていませんが、ミッドシップウェイト以来のヨーヨーの構造革命とも言えます。シンセシスの製作途中のパーツを手に入れましたので写真でレポート!
ちなみにシンセシスはこんなヨーヨーです。
プラスティックパーツを組み込む前のシンセシスです。中を中空にすることもできるため、重量配分を回転効率のよいバランスにすることができながら更にボディ形状の追求も容易にできる組み合わせとなっています。
ヨーヨーの骨組みとしてはTを合わせたようなH型になっていて、ほんとうの意味の手車の原型に近い形になっています。アルミ部分が車で言うシャーシならプラスティック部分がボディと言える形状です。シャーシ部分がヨーヨーの性能を決定づけ、ボディ部分が外観とストリングを載せた時、キャッチした時のフィーリングを決定づけます。中を中空で作ることもできるので、プラスティックの形状に回転が影響しない理想的なヨーヨーの構造と言えます。この構造は突き詰めていけばヨーヨーの構造革命になることが間違いない画期的なアイディアです。
世界大会優勝記念モデルは通常のラインナップとは一線を画したコンセプトモデルとも言える機種が毎年選ばれているので今回のモデルも非常に貴重なコレクションモデルとなっています。コレクションモデルと高いパフォーマンスを両立したヨーヨージャムのフラッグシップモデルに相応しい機種となっています。