カートは空です
三浦元はここ数年、「3A向けのヨーヨーが幅狭である必要はあるのか?」という疑問を幾度となく口にしていた。
その言葉と呼応するように、2024年、三浦はシングルハンドと見間違うほどダイナミックかつ俊敏なフリースタイルに挑戦した。
テーマは「世界一デカい3A」
シングルハンドの世界においては、上級者向け機種として幅広ヨーヨーが次第に定着しつつある。
3A競技史上類を見ないほど大きいトリックたちに対応するために幅は47mm、機敏な振り回し心地を追求して直径は54mmに。
2023年の使用機種と比べて幅は4mm大きく、直径は2mmも小さくなった。人気選手のシグネチャーヨーヨーが再開発・改良されることは珍しくないが、たった1年で幅が4mmも広がることはほとんど前例がない。
三浦の想いが、三浦の技が、三浦のフリースタイルが、シングルハンドのトレンドを踏襲したかのようなスペックへと導いた。
アメリカへの出発前夜に、三浦元は言った。「こんな風に3Aがしたかった」と。
ダブルハンドとシングルハンドの境界。新たな領域に踏み込む、新たなオートスコピー。リミナルオートスコピー誕生。
---- オフィシャルサイトより引用 ---