Amazonなどで販売されているハンドプレス機(1トン)を使い、こまの軸の交換や、ウエイトをはめ直すことができるプロツールです。3Dプリンタを使いツールを作成しています。
このツールを使わなくても4mmの棒とこちらのハンドプレス機があれば軸を抜くことはできますが作業効率と安全性の面からスピンギアではこの専用のツールを使い、組み替え作業を行なっています。自作できる人はこのページを参考に挑戦してみてください。
ハンドプレス機の販売ページはこちら https://www.amazon.co.jp/dp/B07MNS53VN/
25mm角のサイズに対応したアタッチメントとなっています。
・ハンドプレス機の用法をきちんと理解し、使用できる大人が管理、使用してください。また設置場所や使用する環境も大事です。
・強い力がかかる場合は必ず台に固定してください。また体重をかけるような強い力はこまを破損させるだけではなく、大怪我をする可能性もあります。
・このページではハンドプレス機と合わせて使うツールを紹介しています。ハンドプレス機を使った事故やケガに関してはスピンギアでは責任を負いきれませんので注意して使用してください。
・一部パーツに直径5mmのマグネットがついていますがおまけ品とさせていただきます。マグネットは圧入もしくは接着で軽く止まっているだけなので取れた場合は各自で取り付けてください。
・今後、皆様からのフィードバックを受けて製品の改良を行います。予告なく軽微な部分において、外観の仕様や見た目が変更される場合があります
・3Dプリンタで出力しており、量産展開できる体制ではありません。価格は随時変更する場合があります。
・完全に安全な誰でも使える商品というわけではありません。工作機械を扱う上での経験や知見があった方が使いこなせます。
1)コイン(土台)もしくはタレットベースにこまをセットします。また上側はPスイッチ(軸押し込み用)をセット
2)軸の出っぱっているところをある程度押し込みます。少し頭がでぱっているので気になっている人はPスイッチを外して直接押し込み平にしても良いです。直接軸を押す場合は、軸の先端が凹まないように注意してください。
3)大砲玉(軸抜き用)にアタッチメントを交換し、こまの軸に当てます。
4)少しずつ押し込みます。PCなどで硬い場合は無理な力をかけると軸抜きの軸が曲がったり、外れて飛んでいき思わぬ怪我をします。体重をかけるような使い方はしないでください。
5)軸を押し切ると軸が抜けます。ツルの長軸など、長さがあると、下に抜け切らない場合もあるので軸が机などの設置面に当たっていないかも注意してください。
軸と軸で押し合うため、少しでも曲がっていたりずれていると軸そのものが曲がったり、弾けて思わぬ怪我をする場合があります。しっかりと軸抜き側でこまの軸を押していることを確認して少しづつ力を入れて押してください。一気に力を入れたり、体重をかけると危険です。
ハンドプレス機の押し込み棒に取り付けます。軸先を保護するための機能と、ドカンなどのエクステンションパーツを固定する役割があります。
直径4mmのステンレスの軸で軸を押し出します。角軸やドロップアクセルなどは4.2mmの直径のため、軸を抜いても本体に干渉せずにツールを引き抜くことができます。一部例外があり、ツルなどは軸穴がきついためくっついてしまう場合があります。手などで抜ける硬さかとは思います。
リムウエイトがズレた場合はドカンを使い、真っ直ぐに上から押し込みます。
一度完全に外れてしまった場合は斜めに嵌めようとすると壊れますので全ての場所が均等に軽くハマってから押し込むようにしてください。
こまを置く土台となります。ビッグウィングを逆さまにしておいてもウエイトが傷つきにくいワイドタイプ。外側の4隅にはマグネットはつきません
ハヤブサやMozuの傾斜にあわせて作られたベース。ビッグウィングやツルも軸抜きであれば問題ありません。逆さまにしてウエイトをはめ直す時には使えません。
スピンギアで使っているハンドプレス専用の土台の位置決めをするツールです。(紹介しているAmazonのリンクのものです)
マグネットがついているので簡単に中心へ、ベースを位置決めできます。ハンドプレスの種類によってこのスペースのサイズが違うので幅37mmのタイプであることをご確認ください。このツールは必須ツールではなくあると便利なツールという扱いになります。
ウエイトの外側だけをおさえ、本体を押し込むことでウエイトが簡単に外れるツール。使用頻度としては高くなく、また必須アイテムではないものの、いろいろな可能性が広がるので使用しているコマのサイズによって揃えてみてください。Hayabusaサイズでスワローテールのウエイトも外せます
マグネットでタレットベースやドカンと簡単に固定できます。ハンドプレス機に直接置いても使えます(こまが干渉しないように注意してください)
見た目は生産ロットで変わる可能性があります。
軸を避けてこまの本体を押しつけるためのパーツ。ウエイトを嵌める時に活躍します。Pスイッチで直接押す形でもウエイトをはめ直すことは可能ですが、軸に力が集中するため、軸が曲がる可能性もあります。ドカンパーツで全体を抑えて押し込むと安全に押し込めます。ドカンに軸が入るたびに効果音を思い出すと楽しく作業できるとか?!
Pスイッチと大砲玉を置いておく台。道具の定位置管理をすることで紛失を防ぎます。真ん中のマグネットはハンドプレス機に付けるためです。マグネットなどでツールを固定する機能はないのですがポンと置いてポンと戻せる気軽さが魅力です。穴を均等に開けていたのですが面白みに欠けると思い、軽量化と制作時間の短期化を図りつつ今の形になりました。
Pスイッチと大砲玉をセットで保持できるツール。裏面にマグネットがあり垂直面にも貼り付け可能。また1箇所だけマグネットがついているので最低限の保持力とひねってすぐに取り出せる取り回しのしやすさが両立しています。試作ではマグネットを4つつけた結果、土台ごと剥がれてしまいツールの着脱が手間になるということがあり、今の形に落ち着きました。8つの入口のうちどこかはボーナスステージに繋がってるとか?