元TeamYoYoJamのメンバーである“PHENOM野郎”こと、 ZhaoYuan Liu氏がプロデュースするシュトルム・パンツァーのサブブランド、【STURM PANZER SS】が始動。「SS」とは「Side Story」を意味します。
これまでの本流であるSTORYBOOKシリーズとは異なり、PHENOM野郎のヨーヨーに対する情熱や独創性を体現し、そしてヨーヨーコミュニティの皆様と共有していくためのブランドです。
2021年にリリースされた「Star-Chaser」(スターチェイサー)がボディー素材をA6061からA7075に変更、設計コンセプトを一新したヨーヨーです。
まず最初に、初回分に付属する特典の片面ボディーの紹介からいたしましょう。初回分のみボディー片面が追加で付属しています。
通常のカラーバリエーションが「レッド/シルバー」「ローズゴールド/ブラック」の2パターンのところ、各カラバリに対応した特典ボディー「ダークグリーン」「グレイ」と組み換えることで、カラーバリエーションを6パターンに増やすことができます。しかも両方購入すればカラバリを15パターンも生み出すことができます。
さらに標準でYoYoJam由来の透明の塩ビキャップが付属するため、「台紙を作って遊ぶ」ことも想定されています。
透明の塩ビキャップには保護フィルムが付いていますので、保護フィルムを剥がすときれいな透明になります。
プラスチックヨーヨーでボディーとキャップの組み換えで遊べるものは多々ありますが、モノメタルでは珍しい試みです。
特典ボディーは在庫がなくなり次第終了です。
プレイ面でStar-ChaserA7075最大の特徴は、軽量かつ剛性のあるボディーとストレートシェイプによるスピードの出しやすさです。
設計した本人曰く、競技会に出場するコンテスタントにとってのスピードの出しやすさと言うよりも、
EDC(=EveryDayCarry、普段使いヨーヨー、外出先で気軽に遊ぶヨーヨーなどの意味)としての、スピードの出しやすさが意識されています。
本体が軽量のストレートシェイプでキャップに重量を持たせている点が、YoYoJam版Meteorと共通しているため、フィーリングの感じ方の傾向がYoYoJam版Meteorに近いです。
YoYoJam版Meteor
(ところで、この先行販売版のミラーキャップが流通していない理由はシュトパンのInstagramに書いてあるので探してください。)
ボディーとキャップの組み換えコンセプトもEDUを意識し、自分のお気に入りのカラーでお出かけしてみてください。
塩ビキャップ以外には標準のミラーキャップと、フィンガースピン用の新型ラテラルキャップ(もしくはSSシリーズでは「ホップキャップ」と呼びます。)が使えます。
※旧型のA6061版では直径の異なるキャップ、ウエイトを組み合わせ「自由に重量調整できる」という特徴がありました。
A7075版ではプレイフィーリングを優先し、キャップは基本的に付属の直径約50mmのものしか装着できません。
直径約50mmのキャップとはつまり、YoYoJam版Phenomのキャップサイズに準拠しています。
[カラーバリエーション]
レッド/シルバー(初回のみ+ダークグリーン片面)、ローズゴールド/ブラック(初回のみ+グレイ片面)の2パターン。
[スペック]
直径:約56.6mm / 全幅:約41.5mm / 重量:約63.1g(標準ミラーキャップ込み。キャップ無しは約591.1g)/
ベアリング:サイズC曲面加工ベアリング / レスポンス:スリムサイズパッド / アクセル:M4x10mm / ボディー素材:A7075
[セット内容]
初回のみ片面ボディー×1、ホップキャップ(ラテラルキャップ)×2、透明塩ビキャップ×3、吸盤×1、キャップ拭き用メガネ布(色はランダム)×1、予備パッド×2、ストリング×1
[取扱方法・免責事項]
・回転ブレのチェックはキャップ未装着状態で実施しています。付属の片面ボディーと組み換えた際に回転ブレが発生する可能性があります。回転ブレの有無、程度はSSシリーズ基準です。
・分解、パーツ交換は自己責任にてお願いいたします。
・ラテラルキャップ(ホップキャップ)は3Dプリンタ製につき、ゆがみ、装着のきつい/ゆるい等が発生する場合がありますが、製品仕様となります。
・パッケージに痛みや印刷の剥げ、ヨーヨーやパーツ類に小さな傷、汚れ、色ムラ、加工跡等が発生する場合がありますが、製品仕様となります。