ファイヤーボールやレイダーなどのルーピング機種を転がらないように並べて飾ることができます。もちろん他の2A機種にも対応しています。
現在発売中ののヨーヨースタンドの多くが1A機種をメインにデザインされています。またヨーヨーを保持する部分を大きく作り、ストリングをつけたまま収納できる機能性なども持たされているものが多いです。
昔あったBCヨーヨーのアクリルスタンドはバインドヨーヨー発売以前のデザインだけあって2A機種とも相性が良かったですが角度がついていて横から眺めたり、裏面のロゴ違いを楽しむ際に不具合がありました。
スピンギアで長らく活躍していたヨーヨースタンドはトレーディングカードのスタンドを流用したもので手に入りやすく便利ではありましたが専用設計ではないため商品棚のスタンドとしては良いのですが個人の収集を楽しむ上のスタンドとしては専用品に劣る部分もありました。1A特化であればこちらのブリスターのスタンドは使いやすいですがファイヤーボールは載せられません。
保護性の高い収納性の高いクリアBOXに入れてガラスケースなどに並べると視界を遮ってしまい、プラスティックの綺麗さを眺める楽しみが半減してしまいます。
ヨーヨーを裸で並べてディスプレイケースに陳列するのが一番良いのですがそれではヨーヨーが転がってしまいます。
スタンドの多くがスタンドとしてデザインに主張があるものが多く、色々なヨーヨーをたくさん並べる上では余計な要素に感じられました。
以上の要求を満たせるスタンド形状について試作を重ね、1つの答えに辿り着きました。
ついているかいないのかわからないくらいの露出面積で最低限の機能のスタンド。存在感を最小限にとどめて、とにかくファイヤーボールをたくさん並べて悦に入りたいというニーズを満たすために作られています。
ファイヤーボール・レイダーに照準を合わせた2A専用設計ともいえる他を切り捨てたデザインとなっています。
工場に再三、大きくしてユニバーサル使用(色々なヨーヨーに対応)してもコストは変わらないけどこんなに小さくていいのか、と確認されました。いろいろな機種に対応することで結果、一番綺麗に飾りたいファイヤーボールを立てたときに傾いたり回ってしまったら意味がないんです。原価を下げるための小さなスタンドではなく、あえて色々な要素を切り捨てて小さく作った贅沢なスタンドです。
ギャップの狭い機種はボディを少し緩めてから、組み立てたスタンドを差し込んで軽く締め直すことで、きっちりロゴの向きも揃えて展示が可能です。
ヨーヨーの長期保管についてですが、ルーピング機種はボディを固く締めたまま長期間置いておくと、軸周りにクラック(ひび割れ)が発生してしまう可能性があり、ミニマルスタンドを使って軽く緩めた状態で保管しておくことで、不幸なアクシデントを減らす効果が期待できます。(可能性の話であり、ひび割れないことを保証するものではありません)
一般的なルーピングヨーヨーのほか、ストリングを外したCサイズ・Dサイズベアリングのヨーヨーを置くミニマルなスタンドとしても利用可能です。(構造上、ギャップの広い1A用機種は挟み込んで固定することはできずに上から置く形になります。)
ただ1Aヨーヨーの場合、ベアリングを直接保持してボディーに触れる部分がないので、ヨーヨーがどちらかに傾いてディスプレイされる可能性があります。何かを挟むなど何かしらの工夫が必要です。2Aヨーヨーだけではなくさまざまなヨーヨーを同じスタンドで並べてディスプレイしたいという方におすすめです。
部品の両面に保護フィルムが貼られた状態でのお届けです。フィルムが貼られたまま組み立てると差し込み口がきつすぎるため、剥がしてから組み立ててください。また、組み立て時には力を入れすぎると破損してしまう可能性があります。ご注意ください。スタンドとしての機能を優先してきつめの嵌め込みとなっているため、組み立ての際に小さな亀裂が入ってしまう場合がありますが、使用に問題がない限りは仕様とさせていただきます。ご了承ください。