ヨーヨーマスターTAKAはヨーヨーに始まり、独楽を学び、回転玩具デザイナーとしてまわるものを追求していきています。

ヨーヨーと独楽の境目について考えていく過程において、2018年現時点での提案として作った発展途上のまったく新しいジャグリングの道具です。2018年上海で行われた世界大会ではオーバー４０部門で４Aヨーヨーとして、スピントップ部門で独楽として使用されました。２０１９年のオーバー４０部門で１００点を超えるスコアを出したのもこのボーダレスです。

ヨーヨーでもあり、独楽でもあり、時にはディアボロのように扱うこともできる回る道具です。ヨーヨーとしても独楽としてもきちんと技が追求できる余地があるのが今までのイロモノで終わりがちだった分野に道を開いていけると考えています。

セッティングや遊び方など順次公開していきます！

■ Type 10

オフストリングスタイルとして使える直径10cmの超大型ヨーヨーです。

通常のヨーヨーのベアリングとは異なる688ベアリングを採用しているため、意外にも違和感なく扱うことが可能になっています。

スペーサーは赤2.8mmが２枚でリバーシブルで使えるスペーサーとなっています。

組み合わせ次第でギャップを細かく調整可能となっているので、好みのギャップを探してみてください。

１４０gと重くなっていますが、直径の大きな６8８ベアリングに対して十分な回転力を得るために必要な重さなのでヨーヨーの特性に合わせた技をすることで使いこなしの可能性が広がります。

スペーサーを裏返して工夫をして、ベアリングの回転を止めることでディアボロ的な動きも可能になります。

また１Aヨーヨーとしてパフォーマンス向きの使い方も可能です。

１A用バインド対応厚スペーサー発売！１A,3A,5Aのユニークなスタイルの開発に役立ちます。

■ Type 6

ボーダレスを構成する上での副産物として生まれた直径6cmのヨーヨー。その正体はウェイトパーツです。

Type10にやType Spikeに取り付けて重量アップに使えます。

もちろんヨーヨーとして使えますが、ボディサイズに対してベアリングが巨大なのでヨーヨーとしての性能はおまけ程度です。

48mmのキャップが取付可能になっています。引き戻しに最適な１．７ｍｍ厚のブラックスペーサー付属

■ Type Spike

ボーダレスの真の姿。ヨーヨーとスピントップの境界を取り払う、全く新しいスキルトイです。

Type 10とType 6のボディを片面づつとスパイクパーツの組み合わせで構成されています。

オフストリングヨーヨーの要領でフォワードパスマウントすることができ、ヨーヨーのトリックが可能。当然、水平に投げれば地面や手のひらの上で回すことができ、スピントップのトリックを行うことが出来ます。

従来、スピントップは回転が止まるまで技をやったらヒモを巻き直してもう一度投げる…という動作が必要でしたが、ボーダレスはヨーヨーと同じように手に戻すことが可能。全く新しい遊び方を提案します。

先端にほぼ無加工でサイズAベアリングが取り付けられハブスタックも取り付けできます。取り付けが固い場合は目の細かい紙やすりで軸を少し細くしてみてください。先端が鋭利なため、不慣れな練習段階ではハブスタックをつけて練習することをお勧めします。

パープル（１．９ｍｍ）スペーサーもしくはオフストリングスペーサー（両面赤）で使用

■ Combo

ボーダレスをとことん楽しみたい方の為のスペシャルセットです。

Type10に加え、Type6のボディ両面、スパイクパーツ、拡張用アクセルがセットになっています。

すべてのスタイルに加え、Style6ボディをウェイトとして使用する組み合わせも作ることが可能です。

２００gオーバーのディアボロに迫る重量で未知のスタイルにチャレンジしてください！

Style10に6cmボディをウェイトとして装着する場合は拡張アクセルが必要です。

(Comboのセットには1本付属しています)

ボーダレス用拡張アクセル

NSKマイクロ製対応688ベアリング