重量 | 65.3 | g |
直径 | 53.5 | mm |
全幅 | 44.4 | mm |
ベアリング | C | size |
パッド | Silm | size |
2016年EYYC1AチャンピオンTal Mordoch選手の自身の名前を冠したシグネチャーモデルです。ダンカンのバイメタル第2弾です。
2017年12月にリリースされたモデルより、全幅が広くなっています。(旧モデルは42.7mm)
レッド×ゴールドモデルはYoshihiro Abeエディションとなっています。
バイメタルの設計の優位性をギリギリまで突き詰めリムの重量配分を限界まで大きくしているので、やや小柄なサイズながら非常に強い回転、安定性を実現しています。アルミボディ部分よりも大きくせり出したリムが生み出す強力な回転力は今までのダンカンにないフィーリングを作り出しています。
前年にリリースされたヘイメイカーと同時期に作られた兄弟機種ですが、軽量で軽快なヘイメイカーに対し、標準重量で全幅も広い、より競技寄りのモデルとなっています。
ダンカンにバイメタルを!をスローガンに2016年初頭に始まった開発は2機種をコンペ形式で競わせ、良い方を発売していこう!という企画でした。一つはオーガニックコンセプト、一つはEXIT8をバイメタル化する、というものでした。
オーガニックVSインバースラウンド
両方の機種は直径、幅、重さが近似値になるように兄弟機種として設計されました。両方のプロトタイプを使い比べる段階で、Tal選手の目にEXIT8バイメタルが目に止まり、EYYC2016ではプロトタイプを使用し優勝をするという快挙を成し遂げています。
そこから本人の希望を取り入れ、直径を0.5mm増やし、重量もやや重くした形で製品版として発売となりました。ヘイメーカーは世界大会時に幅を狭くして発売。結果として両方のデザインが採用されました。
非常に攻めた設計のため、使用上問題のないレベルの微細なブレは発生しています。初回ロットは各色50個前後の少なめの生産なので欲しい色を手に入れたい方は発売日の購入が確実です。
フェイス部分にロゴが入っていないモデルはリムにロゴの刻印があります。