紐で回す精密金属コマ 「メカベー」とは・・・ 精密金属部品で構成された組み立て式コマ


なぜ 「紐で回す 組み立て式 超精密 全金属製 コマ」 なのか・・・メカニカル・ベーゴマ「メカベー」誕生の理由

精密金属 コマ 『メカベー』の誕生
100年以上にわたり日本の伝統文化として愛され続けたベーゴマを、最新鋭の金属加工テクノロジーによって極限まで進化発展させ、分解組み立てが容易な精密金属コマ『メカベー』が誕生しました。

徹底して追求した要素は次の7つ:
 1.回転のバランスに優れ長時間(アクリル板上で7分以上)回転する。
 2.重厚に、美しく、優雅に回転する
 3.ぶつけ合うバトルに強い(強力な打撃力、防御力を有する)
 4.手に持ちやすく回しやすい形状、大きさ、重さである。
 5.シャフト、ボディ、アーマーなどで構成される組み立て式とし、容易にカスタマイズできること。
 6.老若男女、5才の子どもから100才の高齢者まで、だれでも簡単・確実に紐が巻けること。
 7.豊富なバリエーション!

そして、これらの条件(要求事項)をすべて満たす精密金属コマ「メカベー」が誕生しました。
精巧な金属パーツを組み合わせて織りなす“回るための構造の極致”。
回すために紐から解き放たれた瞬間、回し手の意思を持ったコマの躍動の世界が始まります。時を超えた精緻な回転美の世界が生まれます。
回し手の思い、気迫、情熱、その一瞬の全てが紐を伝わってコマに注入され ・・・ それらが忠実に反映されてメカベーの生命を宿した高速回転が始まります。

メカベー特徴1

ご自分の好みにカスタマイズ可能

組み立て式で自分に適した重さ大きさに容易にカスタマイズできます。全てのパーツが組み立てると同軸になり優れた回転バランスを実現。(自動同軸機構の特許取得)
パーツ交換により自分に適した重さに重量調整できます。(重量調整機構の特許取得)

メカベー特徴2

安定した長時間回転

安定して長時間回ります。ステンレスボディで5分以上(最長10分)、アルミボディで3分以上。

メカベー特徴3

紐を巻きつけやすい

紐が 簡単・確実に巻けます。(紐巻き構造・巻き方の特許取得)

メカベー特徴4

ぶつけあって楽しめる迫力

ぶつけ合って競うバトルに強く、最強を狙えます(外形形状の意匠登録取得)

メカベー特徴5

優れた回転バランスによる驚異の回転持続時間

高速回転させられます。ボディの滑り止め加工により紐が滑らずに紐を引く力が100%回転力となって伝わり、高速回転を実現。(特許取得)

メカベー特徴6

持ちやすい、まわしやすい

持ちやすく、回しやすい形状です。(外形形状の意匠登録取得)

メカベー特徴7

金属でしか出せない重厚感

全金属製で金属特有の緻密さ、重厚さ、美しくが具現化されています。



精密金属コマ『メカベー』とは!
「紐で回す 組み立て式 金属製 精密 コマ」 です。
コマのボディに巻き付けた紐を手前に引いて回す方式で、
組み立て分解が容易にできる構造で、
すべてのパーツが金属で構成され、
自動同軸機構によりすべてのパーツが超精密に組み立てられて優れた回転バランスを実現し、
高速で安定して長時間回るバトル&タイムトライアルに適したコマです。

なぜ『紐で回す』コマなのか?
その理由は:
・コマを回す人の意志が紐からコマに忠実伝えられ、その意思を反映してメカベーがまわるから
・紐を引く力とスピードが確実に回転力としてメカベーに伝えられるから
・腕だけでなく体の動き(モーション)を活用して紐を引いて回すので、メカベーに強大な回転運動エネルギーが発生させられ、打撃力、防御力に優れる強いコマとなるから
・すぐに回せるようになるが、いつでも安定して高速で力強く回せるようになるまでには熟練を要する ~熟練の奥が深いから
・回す技術の熟練度がバトル&タイムトライアルなどの競技での勝敗を決する大きな要素となりおもしろいから

なぜ『組み立て式』コマなのか?
回す人それぞれに、コマを最もよく回せるための最適なコマの重量・大きさ・形状が存在します。回す人にとっての最適な重量・大きさ・形状を見つけられるようにパーツ交換が自由にできる組み立て式構造としました。シャフト、ボディ、アーマーなどをパーツ交換して、自分に最適な重量・大きさにカスタマイズできます。

なぜ『超精密 全金属(オール・メタル)製』コマなのか!
その理由は:
・プラスチックや木製では製造時の温度や湿度により材料の伸び縮みが発生するため寸法精度を上げることが難しく、コマ全体としての優れた回転バランスを実現することが困難なため
・ステンレスなどの非鉄系金属では温度や湿度による影響が少なく寸法精度を追求できるため
・応力(かかる力)による変形も少なく、耐久性、対候性にも優れるため
・金属ならではの重厚感、ぶつけ合った時の音や迫力、などがあるため

コンセプト:回転バランスに優れ長時間回転する組み立て式金属製精密コマ「メカベー」紐で回す 組み立て式 金属製 精密コマ「メカベー」は、CNC複合切削加工機により製造された精密な金属部品から構成される組み立て式の金属製 精密コマ です。3つのアドバンテージを備えています。まず、組み立て式であるためパーツ交換により外形・重量のカスタマイズや回転特性等のチューニングができます(特許出願中)。次に、本体下部に紐巻き用のボビン部を備えているため、簡単・確実に紐を同心円状に巻くことができます(特許取得)。さらに、すべてのパーツが自動的に同軸に組み立てられて、優れた回転バランスと重量慣性モーメントを実現し長時間安定して回転させることができます(特許取得)。これらの特性を備えた、ぶつけ合って勝敗を競う「バトル対戦」および回転持続時間を競う「タイムトライアル」の両方に使えるメカニカル・ベーゴマです。


◆回転時の強さをテーマとし、4つの精密金属パーツを組み合わせて構成する
【最強で美しいMB-4P Collection】

◆回転時の美しさをテーマとし、3つの精密金属パーツを組み合わせて構成する
【金属の美しさを際立たせたMB-3P Collection】

◆コンバットをテーマとし、3つの精密金属パーツを組み合わせて構成する
【思いっ切りバトルを楽しめるMB-3P Action】

◆軽快さをテーマとし、2つの精密金属パーツを組み合わせて構成する【軽量ながらよく回るMJ-2P Action】

◆ユニバーサルをテーマとし、【紐の巻きやすさを徹底追及し回しやすいMJ-1P Action】
が生まれました。

これらメカベーを回すときにその特性がいかんなく発揮され、大迫力のメカベーバトルが行えるように、表面の摩擦抵抗が均一で3種類の傾斜面で構成され十分な広さを備えたバトルリングが生み出されました。バトルリングは表面の摩擦抵抗が少ないため従来の布製の床に比べて回転持続時間が2~3倍に達し、メカベーは7分以上回り続けます。


豊富なバリエーション

  • ★構造・構成パーツにより、2つの Collection と 3つの Action
    • 4つのパーツで構成する       4P Collection
    • 3つのパーツで構成する       3P Collection
    • 3つのパーツで構成する       3P Action
  2つのパーツで構成する       2P Action
1つのパーツで構成する       1P Action

★大きさにより、直径40~48ミリまで

★重量により、軽量タイプ(32g~55g)と重量級タイプ(76g~90g)     

なぜメカベーを開発したのか

  • スピニングトップ株式会社  代表取締役	高橋克己
  • 大人も本気で楽しめるベーゴマを
    世界中に届けるために

    ー スピニングトップ株式会社 代表取締役 高橋克己1956年生まれ。大学で電子工学を学んだ後、国内医療機器メーカ-、および外資系医療機器メーカーにて技術者として、医療機器の開発・品質保証に従事。定年退職後、2017年よりスピニングトップ株式会社を設立。日本古来のベーゴマを、最先端の加工技術で金属丸棒素材から精密に削り出したパーツで構成した「メカベー」を開発。日本のみならず世界に向けて普及活動を展開している。
新人研修の現場で、旋盤で金属を削って作ったのが「ベーゴマ」

私が幼いころ、子どもの間ではベーゴマで遊ぶのが当たり前。当時、近所のガキ大将に負けて泣いて帰ったのもいい思い出です。そんなベーゴマと再会したのは、大学で電子工学を学び、国内の医療機器メーカーに就職した時でした。配属された部署で担当したのは、主に回転部を有する医療機器の開発。研修の際に現場の職人に「旋盤で何か作ってみなさい」といわれ金属で作ったのがベーゴマ。その時は何気なくつくっただけでしたが、まさか第二の人生でベーゴマを作ることになるとは思ってもいなかったのです。

日本伝統のベーゴマを世界にはばたかせるために

長年、医療機器の開発のほか薬事品質保証業務に従事し、技術者としてのスキルを養い続けて迎えた定年退職。

これから始まる第二の人生で、今まで養った技術を活かせるものはないか?そんな時に思い出したのが、研修の時に作ったベーゴマでした。

何故、日本伝統の遊びであるけん玉は年齢や性別、国境を越えて世界に広まっているのに、どうしてベーゴマは広がっていかないのだろう?
そんな疑問が浮かんだのです。

ベーゴマは子供向けで小さくて持ちづらい上に、紐を巻くことも回すことも難しい。さらに、コマを回す盤も大きさがばらばらで統一されていないのも普及しない原因の一つでした。コマにも盤にも統一の基準がないため、全国規模の試合などを行うことはできません。それなら、世界中のだれもが楽しめるようなコマと基準となる盤を作ろう!と開発をスタートしました。

まずは私が長年養ってきた技術を基に、加工精度に優れる金属を用いて、医療機器を超える精度・クオリティであることにこだわった、オーバークオリティ・オーバースペックすぎるコマ「メカベー」を作り上げました。

さらに大会等の開催時の基準となるような盤=「バトルリング」を強度に優れた透明のアクリルで作成し、いつでもどこでも同じ環境で試合を行えるようにしたのです。

開発スタートから2年後に誕生した「メカベー」。今では、大人も熱中する新感覚のベーゴマとして支持していただくとともに、介護施設のレクレーション用に導入されるなど、年齢・性別をを問わずお楽しみいただいています。

これからも、「人々に楽しんでより健康になってもらうこと」を社是に掲げ、従来のベーゴマをはるかに凌駕する本物のMade in Japanの工業製品「メカベー」を、日本はもとより世界中に広められるよう普及に努めてまいります。