オレオにはクリームが必要。

だれもヨーヨーブログなのにオレオについて語りだした以前の記事の続きがあるとは期待していなかっと思いますがオレオ感追求企画第二弾です

クリームホルダー登場です

発売をして反響のあった花田のRotorスピンギアエディション

このヨーヨーを作る経緯は前回の記事で触れたのですがそのときセットであったのがこちらの絵

元々デザイナーのフィリップはニューヨークで工業デザインを学んでいて、3Dプリンターでものを作る技術ももっていました。ヨーヨーの絵柄の提案の時点でこのディスプレイ用のクリームも計画に入っていました。

しかし、コロナの影響もあり、工場がこちらのクリームを作れない、ということでクリームのない状態で発売となりました。ヨーヨーとしては至極正しく、なんの問題もないのですがプロジェクトを立ち上げたときのテンションはやっぱりクリームがセットでないと伝わらない、、、

と、国内で制作することを検討しました。3Dプリントの知見を持つ友人に手伝ってもらい、アイディアを伝えたところ、ヨーヨーホルダーとして持ち運べたほうが面白いということになりあっという間に試作が出来上がりました。

十分です。これでいい!と思ったのですが修正できるところがあれば修正してすぐに試せるのが3Dプリンタの良いところ。ストリングをつけた状態だと装着できなかったことと、ストレートに作ったのであのオレオのクリーム感が足りないという見た目に拘った修正を入れました。

さらにフィンガーホールを外に出しておいてもホルダーが閉まるように微調整

図面が完成して(ここまで2日)、では量産!となったときに問題発生。このニッチな用途で数が見込めない中、外注にして、高い金額にするわけにもいかないヨーヨーホルダーをどこで量産するのかという問題

実は私Takaはディアゴスティーニの3Dプリンタを持っていて、3Dプリンタ自体に興味はあったし色々出力していた過去がありました。これはもしかすると最近の3Dプリンタを購入するいい機会になるかもしれないと思い購入、数日でプリンタが届き量産の練習を開始

30分ほどで1つ印刷されていきます。

数日の試行錯誤を経て、この品質なら出してもよいだろう、ということで販売していくことになりました。

ストリングはついていないので各自でつけてください。長さも自由に調整してもらえれば。動画のように結び目を残してしめると、結び目を引っ張れば簡単に開くのでおすすめです。

  

クリームダブルのDoubleStufや4倍のMegaStufというシリーズが有り、それに近いクリームの存在感。ちなみにSNSを見るとオレオのクリームだけを集めて分厚くしているModsも多数見つかります。オレオは食べるだけじゃなくて改造して楽しむホビー。(おっと脱線しました)

今回のクリームホルダーをきっかけに3Dプリンタを活用したプロダクトを発売していければと思います。今後の展開にもご期待ください!

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