ヨーヨージョーカーのボルテクスとスティンガー入荷のお知らせ

ヨーヨージョーカーのオーナー、島田氏のご好意で、販売をしていなかったボルテクスとスティンガーのメーカーにあった在庫の販売を一任していただきました

AKIBA店の窮状をSNSで知り、なにか出来ることはないかという申し出をしてくれました。子供の頃から見ていて、チームメートとして、取引先として、と20年以上の付き合いになりますが感謝しかありません。

6月6日のヨーヨーの日に向けてヨーヨージョーカーの販売を”再開”します!

ボルテクスはキャップxボディーの組み合わせを選んでの注文となり、未組立の状態で出荷となります。

2015年頃のヨーヨーとなりますが、ルーピングのセッティングの選択肢が増えた昨今でも初心者がセッティングをすることなくループに取り組めるコンセプトは健在で、逆に何も考えなくて良いので効率よく練習したい人におすすめです。

それぞれオリジナルの値段よりも30%以上OFFとなっています。ボルテクスは在庫があまりないので買い逃していた方はカラーを揃える最後のチャンスになると思います。

ボルテクスはキャップ単品の販売もします。現在のボディーの在庫数に対してキャップが3倍以上あるので、元祖”組み換えが楽しめる”ルーピングヨーヨーとしていろいろな色を取り揃えてもらえればと思います。いまのルーピングヨーヨーでは当たり前になったプラスティックを流し込むインジェクションゲートの位置を中心に持ってきて、外周部のバリはおろか、非常に綺麗で透明度の高いボディを実現していたさきがけでもあります。業界的には競技人口が少なく”売れない”とメーカーの参入が避けられていたルーピングヨーヨーの選択肢に迷わず簡単に遊べるという選択肢を加えて新規のプレイヤーをガンガン開拓した、ルーピングヨーヨーは売れるという新しい常識をもたらした革命的な機種でもあります。ボルテクスがなかったらいまのルーピングヨーヨーの戦国時代はなかったといえるくらいの機種です。

ボルテクスすき

このボルテクスは金型変更が行われた2世代目で、元々のコンセプトにあった1A用のポリエステル系ストリングで気軽に扱える、ルーピング初心者が難しいセッティングなしで使えるという非常に難解だったルーピングヨーヨーにメスを入れた革命的な商品だったと思っています。
実際2010年でハイパーヨーヨーをはじめて、ボルテクスで本格的なルーピングトリックにチャレンジしたり、全くルーピングをやっていなかったプレイヤーがまずは片手分を購入してチャレンジしてみたりとお世話になって方も多いのではないでしょうか。

国産でゲート跡のない、精度の高いボディと堅牢なスペーサー構造。またやや高めなルーピングエッジは手首をつかってヨーヨーを押し込むことで練習段階で不安定になりがちなルーピングの起動を細かくコントロールできます。
ご自分でベストのセッティングをはじき出せる上級者であれば今は様々な選択肢がありますが、特にこれからルーピングを練習していきたいというプレイヤーにはお勧めのルーピングヨーヨーです。
かなり安価な設定になっていますのでぜひこの機会にお試し下さい。ズバリ、2020年でもボルテクスは現役性能です。


スティンガーはインバースラウンドのヨーヨージョーカーらしいデザインをプラスティックモデルに落とし込んだ形状で2020年の現在でも十分に通用するデザインとなっていて当時の最先端の一翼を担っていたブランドの底力を感じます。

当時、サイズCのコンケイブをつけた状態のブレ取りが困難、ということで販売が止まっていた経緯があります。

黎明期はあまり知られていませんでしたが、ボルト・ナット方式で、金属ヨーヨーと同じような重量配分で外周に重さを寄せローエッジ、幅広にするとかなりの確率でプラスティックヨーヨーの場合はぶれます。同時期に発売されたフリーハンドプロでも同様の問題が発生しています。ヨーヨーの進化の過程で必要な失敗の一つだったのかもしれません。個体差がありますが、本体がぶれて遊べないレベルはほとんどなく、振動を感じるレベルで競技用モデルとしての国産機種となると3000円での販売は難しいという判断となります。

ブレを保証の対象外にして、選択肢として快適に遊べる薄型ベアリング(引き戻しでの使用推奨)とノーマル凹型の2種類での販売となります。引き戻しでの仕様の場合は幅が狭くなるためほとんどブレもなく快適です。

凹型ベアリング装着の場合は、ボルト位置、組み立て方次第でブレは軽減できたりほとんどなくなりますのでブレ取りのセッティングにもチャレンジしてみてください。スペーサーも手では取れない固め仕様でお送りします。

攻めすぎたデザインゆえの競技用プラスティックモデルに求められるブレの許容範囲の狭さが一つの壁となりましたが1800円で気軽に振れる競技モデルとしてリスタートすることで製品の魅力が引き出されます。

ボルテクスとスティンガーのキャップは同じキャップの表面と裏面を使っているのでスティンガーにボルテクスのキャップを嵌めることも可能です(ロゴは反転しますが)。スティンガーは販売数が少なく、ヨーヨープレイヤーの中でも持ってない人も多いのではないでしょうか?この機会にぜひ手に入れてみてください!

引き戻しセッティングオススメです。
薄型Cサイズ搭載の引き戻しセッティングとしては非常にすべりも良く、少量のオイルを使用すれば良好なレスポンスを維持できます。
ローエッジ形状なので多少傾いた状態で投げても回転は持続できますし、初めてでも思い切って良い物がほしいという方には得にオススメしたいです。

ボルテクスとおなじく、ゲート跡が表に出ない構造で光を通したときの綺麗さが半端ないです。
せっかくの趣味の道具ですからできれば格好いいものほしいですし、やっぱりテンションがあがります。

Cサイズ凹型などで組む場合はどう調整するとブレがなくなるかなーなど考えながらセッティングするのもいいですよね。
バインドで使いたいという方はぜひ手をかけて楽しんでみて下さい。

スピンドルケースの在庫も一括で仕入れました。格安となってますのでぜひご利用ください!バック内でヨーヨー同士がぶつからずに確実に持ち運べます。