若者の福袋離れ対策会議室2014年(ご意見募集してます。書き込んでください)

(毎年恒例のフィクションです。一部失礼に当たる表現や企業としてどうなんだろうという部分もありますがそこも含めてスピンギアです。意味不明の方は過去のこちらも参考にしてみてください。)

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福を味わってもらおうと思い作っていた福袋が、在庫処分的なマンネリ福袋に陥り、実はお客様が求めているものじゃなくてコレジャナイと我々が考えていたものこそがニーズだったというコペルニクス的転回の福袋中止のお知らせから数年

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コレジャナイ箱の開封レポート
が毎年の恒例になるなど昨今のYoutube開封動画を見ていると時代を先取りしていたなぁと思ってみたり。(皆様ご協力ありがとうございました。)

image(若かりし頃のひっしー)

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クリスマス中止のお知らせの惨事からも時がたちました。ネット検索で福袋中止のお知らせを探してみると実は中止している店舗は世の中に殆ど無いとわかります。いまだに実験的且つ先鋭的な試みでした

2012年は独立にあわせた株を発行

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いま流行のクラウドファディングのコンセプトに近いもので独立したばかりでキャッシュフローに問題はあるけどヨーヨーは売るほどあるよ!というスピンギアに投資し、支持してくださる対価をその場で現物で支払うという新しい試みでした(基本的なコンセプトは今年も変わりません。皆様からのご支援を感謝の形に変えて、ヨーヨーでお返しいたします

2013年は食品偽装や2重価格の問題などの世相を反映し、ついに何をトチ狂ったか楽天にまで噛み付く楽天さよなら箱を発売

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しているスピンギアの福袋的な何か。

まだその傷の癒えぬ中、スタッフが年末の繁忙期、満身創痍の中に敢えて自分たちに課す苦行、それが福袋的ななにか。です。

皆様に楽しんでもらいたいという想いを出荷作業が煩雑化し、通常の商品出荷作業の3倍はかかると言われている箱を作る作業が始まります。

正直、毎年企画にこだわりすぎて、理解しにくくなり、注文方法が煩雑化し、毎年の福袋的な何かに対する期待値も一部では高まりながらも一方で、若者たちは競技志向なので必要のないヨーヨーは買わない、という現象も起きているようです。

image”若者の福袋離れ”

まさに世相を反映する社会現象。若者の◯◯離れ。ヨーヨー文化の社会化がスピンギアのテーマです。これは企画に反映せざるを得ない。

思いもよらない出会いが遊びの幅を広げたり新しい着想を得るチャンスに成ります。何かに行き詰まったら時に全然違うことをしてみることも必要です。想定の外からぶっこまれる何かが既存の価値観を壊して新しい自分を見つけるときに役立つこともあるはず。

食べ物の好き嫌いも好きなモノばかりを食べていては栄養が偏ります。時には人のお勧めにしたがって、出されたものを美味しく食べることも必要です。そのお勧めが自分の好きなものではなかったけれどそれは食わず嫌いなだけで実は新しい好きになれる、そんな提案をスピンギアができれば光栄です。スピンギアのおすすめは不味いものはないけれどみんな何となく敬遠していたり知られていないだけの良品を知ってもらいたいという思いのシェフの気まぐれサラダ的な感覚です。

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正直に言います。同じ1万円の売上なら1つ1万円のヨーヨーが売れるほうが1万円の福袋よりも楽です。でもこの箱には1万円以上の価値が詰まっていると信じ、通常以上の手間をかけ、愛情を込めて箱を作っていきます。開封した時の皆さんの笑顔を思い描きながら。

imageとTAKAに言わされてますが毎年の無茶ぶりで出荷を担当するスタッフの気持ちも理解して欲しい、、、

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実際、社長になって3年、皆様のお陰て株式会社そろはむも3期目を乗り越えて4期目に突入することが出来ました。雇われていて、ヨーヨープレイヤーだけをしていた頃は責任の範囲も小さく、自分のことだけを考えてプレイヤーとして、パフォーマーとして活動が出来ました。会社を経営するようになり、できることの幅や規模が広がりましたが、反面、責任も増えました。

社員時代は会社からいかにお客様に還元するかだけを考えてかなりやからすイベントをしていました。独立してからは会社のことを考えつつ、最大限に還元するということを目的に企画をしてきました。会社に対する責任が以前以上に大きくのしかかってきました。

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お客様と会社はそろはむの創業理念でもあり、そろはむというロゴに込められた2つのヨーヨーでもあります。お客様の満足が次の購入に繋がりそれで会社が回転をし、またお客様の満足につながるというそろはむというトリックのような永続的な活動を目指してそろはむは設立されました(企業理念は又の機会に)。

しかしさらに大切な、責任、視点が私、TAKAには抜けていたようです。

”従業員満足度”、そろはむのお客様と会社という二つのヨーヨーを回す”手”でもある社員です。

社内で、今年福袋的な何かどうしようか、という話になったきに今年はもうやりたくないという話をされました。正直、スピンギアのアイデンティティを否定されたようでショックでした。イベント企画のないスピンギアはスピンギアじゃない。毎年先鋭的な試みをし、時代を先取りした試みをしていたつもりだったのは社長の自己満足だったのでしょうか?

image”スタッフの福袋離れ”

ここからは経営の話になるのですが、かの有名なドラッガーも言っている通り経営者としてはお客様の満足も大切ですが、まず第一に考えるべきは従業員のことで、従業員も満足できる環境で働かないと結果お客様の満足には結びつかないのです。

自分で福袋を作っているときは何時間かけても楽しかったし、それが毎年の恒例だったので気にしていませんでした。自分の中の理想を形に変えてお客様に伝えることが出来る喜びを味わう瞬間だったからです。箱を開けてこれだからスピンギアは!と呆れてもらったり喜んでもらえる瞬間のために仕事をしていると行っても過言ではありません。毎年鈴鹿F1に出店し、25時間労働などイベント自体が楽しいとかんがえる仕事中毒の自分には一年に一回の苦行だけど楽しめるイベントでした。

しかしながら経営者となり、また年末年始に出張を挟むようになると以前通り、自分がやっている感覚で企画だけを立て無茶ぶりの状態でイベントや海外にいき、部下に任せるということが度々おきました。

会社の規模を大きくしていく上で、ワンマン経営を抜け出し、仕組みとして会社を成立させていくためにも、創業時の熱さと理想、理念を保ちつつ、現場に無理のない仕事の指示を出していかないと行けません。

社長の理想は理想ですが、全員が同じ視点に立ってその理想を実行していく仕組みの中で理想は理解できていてもついてこれない無理な計画は経営者としては失格ということです。

スタッフもイベントの重要さも理解していたし、試みはわかってはいたものの、あまりに煩雑な出荷作業で尚且つミスを許されないという状況は実際に作業をする側としては辛いものだったのです。私は世界大会の準備も兼ねて、年内にもう一度海外出張をする予定があります。出荷作業に立ち会えなくてもスタッフで判断して出荷作業の出来るけれどカオスでスピンギアらしい皆様に満足のいただけるコレジャナイ感も保ちつつという”仕組み”を考えていく必要があります。経営者として。

今年の福袋的何かは毎年の福を福だと思って送り続けた反省と、実際の福袋を作る社員の福袋疲れに対策を練ったお客様も社員も社長も満足できるなにか、を作らないといけないという状況になりました。

”若者とスタッフの福袋離れを防ぐ何かを。”

長々と書いてきましたが今年もスピンギアは通常販売の福袋的なもの(いわゆる福袋)を年内に発表、発売し、皆様からのリクエストのJFYo箱(JustForYou、あなたのために作りましたYo)箱の少量多品種販売でお送りしたいと思います。このページにて皆様からのご意見を募集いたします。コース的に5000円、10000円、20000円くらいの各コースを想定して中身を色々とご提案いただければと思います。お約束的に企画提案者はご本人様の欲しい内容を書いていただき、実現の折はご購入いただくという暗黙の了解もご理解の上、企画をお待ちしております。自分がほしい!と思うものをご提案ください。

どういうことかわからない人は以前の企画をご覧ください。(下の皆様からのコメントです)

またそれ以外にも年末年始の企画を募集していますのでお気軽に書き込んでください。

金額や常識に縛られないけれどある程度実現可能性のある企画をお待ちしています!

通常イベントの若者の福袋離れ対策箱は12月26日販売、12月29日より出荷予定です。

皆様からの企画のJFYo箱は年内一杯受付をし、新年に順次発売をして5日以降の発送を予定しています。

最後まで長文を読んでいただきありがとうございました。きちんと内容を理解し、イベントを楽しんでいただければお買い得感と満足感を得つつ、お客様も、スタッフも楽しく新年を迎えられる企画になると信じて、スタッフ一同頑張りますのでどうぞスピンギアをよろしくお願いします。

スピンギアの福袋関連のツイートには #若者の福袋離れ でお願いします。皆様で毎年の風物詩を盛り上げていただければ幸いです。企画を出したり、中身を想像して、箱を買ってみるのもヨーヨーの楽しみ方の一つだと思います。

2014年12月26日時点で確定の企画

詳細は31日の生放送で発表予定。1日以降発売予定です。

JFYo(オーダーメイド型福袋的な何か)

  1. ツードロップ
  2. スリードロップ
  3. ブラックボックス
  4. ダンカンフリーク
  5. DC48LOVE!(48mmをこよなく愛する皆さんへ)
  6. 見つけちゃったシリーズで更新してないもの詰め合わせ(てんちょさんの作業負担軽減対策箱)
  7. ヨーヨーティーチングセット
  8. 2Aセット
  9. 邪箱(ヨーヨージャムのセット)

    コラボ系(ご協力ありがとうございます!)

  10. りゃま箱
  11. かんとくキット
  12. グラットンVS他の機種、4A詰め込みセット

まだまだ企画募集しております。たくさんのご意見ありがとうございます。時代の流れでしょうか、以前はブログへの書き込みがメインでしたがツイッターでたくさんのご提案をいただいています。

ツイッターのタイムラインは追いかけていますが漏れる時があるのでハッシュタグ #若者の福袋離れ は必ず入れていただくか、こちらのブログの記事の下に書き込みもできますのでそちらの機能もご活用ください。

スピンギアスタッフが見つけて把握したものはこちらにまとめてあります